|
2005/09/29(木)
嘘の中の本当
|
|
|
「あの実は私・・・・・・・・・・・・」 そんな風に切り出されたけど、メールだから 「言いたくなければ言わなくっていいよ。」 と口を挟むことが出来ない。 全部読むことにした。 かわいい嘘を白状したメールだった。 言わなくっても何も変わらない。 言ったところで 彼女を軽蔑する理由も無いちっちゃなちっちゃな嘘でよかった。 でも やっぱり 言ってくれたことが嬉しかった。 言わなくっても 彼女の私生活に何の問題も無いことは彼女自身が一番よく知ってたはずなのに、僕にいってくれたって思うとなんか心が温まりさえした。
彼女の思いとは別のところで このての 「あの・・・じつは・・私・・・」には いやな思い出があった。 その続きを聞くほどに 深い同情とともにドロドロした世界にいつの間にか自分まで入っちゃったことがあった。 その時は本当の中にいくつもの嘘を見た。 でも 今回は 可愛い嘘の中に本当を見た気がして なんか癒された。
今の僕は 本当も 嘘も 結構どっちでもいい。 それを聞いて何を感じるかの方が大事みたい。
|
|
|
|