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2005/08/05(金)
昔 欲しかったもの
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昔欲しかったもの・・・でも 手に入らなかったもの。 どんどん手に入ってる。
あんなこといいな 出来たらいいな って思ったこと、 どんどんできるようになってる。
駄菓子屋の駄菓子 箱ごと買ってみたかった。 出来るようになったけど、嬉しそうに1っこずつ買う子供を見て それはやめといた。5〜6コ買うにとどめて。
ラジコンが好きだった。 でも 一番やりたかったのは 飛行機の ラジコンで 当時フルセットで買えたたとしても4万円から上の世界で 小学生の僕は それを聞いてから欲しいということさえはばかられた。 やっと買ってもらった世界一小さなエンジン付のUコン飛行機(紐がついてて自分を中心にぐるぐる飛ぶやつ)も燃料まで買うと1万円近くした。 しかも エンジンをかけるまでが至難の業で、何時間もかけてやっとエンジンをかけたはいいけど、もう半ばあきらめたせいで、そこは部屋の中だった。 おまけに 小さなエンジンというのは信じられないほど かん高く攻撃的な音がする。すごい勢いで回るプロペラが怖くて、すぐに停止させてから後は そのエンジンはかからなかったのを覚えている。
それから何十年たったんだろう?といいつつ年数は考えたくもない。 仕事の小道具買いによったトイザラスで ラジコン飛行機を見つけた。 今のモーターや充電池技術は大したもんで、電動で飛ぶラジコンが 一番安いものでフルセットでも5000円でおつりが来る。 思わず買った。 普通ラジコン飛行機は 初心者にはまず飛ばせるもんじゃない 何台か 壊して(墜落させて)その何台かめにやっといくらかうまく飛ばせるようになると聞いていたけど、このラジコンは 紙飛行機に近いものがあり、とりあえず良く飛ぶ。しかも弾力を持った発泡スチロールの機体は 落としても壊れにくい。 何度か飛ばすうち 墜落させない飛ばし方がわかってきたけど 紙飛行機に近いだけに飛ばしすぎると今度は風に乗っちゃって うまく操縦できず、どこまでもひらひらと飛んでいく。 飛んでいくというより飛ばされていく。 もう買ったその日に3回 遠くまで走って探した。 こんなに運動になる遊びとは思わなかった。 今度かぜのない日に 飛ばしてみよう 子供の頃の夢を乗せて。
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