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2005/08/11(木)
騙され続ける心理
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手品は 種がわからないから面白い。 それを教えてくれたのは マジシャンをやってるやさおとこ(やさおとこ←これ誉め言葉だって最近知ったから使ってみた)のトリックマスターさんだ。 彼がまだ修行中の頃ファミレスで、新しいねたを特別に 間近で見せてくれたことがあった。 彼はまだ修行中だったのと、ジャンルは違うけど同じステージをやってた僕の視点のせいで 種がわかってしまい嬉しくなってそれをいって 何故か僕が怒られた事があった。 今では 種のわかってる手品をやってる時の彼を見てても すばらしいと思う。 種がわかっててもまね出来ないことやってるし。 次回は客席で見たい。舞台の袖で音響気にしながらじゃなくて。 ところで、世の中には だますのが上手な人がいることに気付いた。 そして その人は ウソがうまいとは限らないことに・・・。 ????って思う人が多いと思う。 でもそうなんです。 マジッシャンが、「種も仕掛けもございません。」って言うと それは、大体 ウソ。 でも、何も言わず 目の前の コップに入った水を 一瞬にして 消したら そこにだましはあってもうそはない。 「ミュージッシャンは 嘘つきだ。失恋もしてないのに失恋の歌を悲しげに歌ったり、レコードが売れてお金持ちになったのに 4畳半フォークで売れちゃったものだから高級外車に乗らず せめてって言うんでギターだけはすっごい高いの持ってたり・・・。」って言うけど、それらはだましであって 全部ウソではない。 もっと身近なところで言えば いつもお仕事で世話になってるお店の 女性店員さん 22〜24歳ぐらいに見える。実年齢を聞いて僕はひっくり返った。 でも すぐに また座りなおした。 その子は自分の年を22とも23とも24とも言っていなかった。 実年齢もいってなかっただけの事だ。 あの子は嘘つきだ!なんて思わず言った僕のほうが嘘つきになる。 あの子はうそなどついていないのだから。 そして ふっと 実年齢を知っても いまだにだまされ続けてる自分に気がついた。 マジックもそうだけど だまされるのって 結構気持ちいいかも。 前に リフォームの話でも書いたけど うちの床はわけあってリフォームしたから綺麗に水平だ。 でもその周りの枠から上は 微妙に傾いている。 そのせいで下手をすると床のほうが水平じゃないみたいに見えちゃうからそこはそれ プロの匠の技で うまくリフォームしてもらったからどっちもゆがみが無い様に見える。 こうして 真実を知っていながらもだましてもらってるおかげで 住んでて快適だ。 だますのがうまい人より、これからはウソが下手な人に気をつけようと思う今日この頃でした。 たぶん 傷つくとしたら そっちだから。 おれ チョッと 大人になったのかも? そうだ 騙されついでに 綺麗な女性を見たら あの人は トイレにも行かなきゃ おならもしないって思い込もう。 ・・・・もう思ってるかも。
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