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2005/07/15(金)
ぬるま湯じゃないんだよ。
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ある人に こんな質問をされました。 「先生 人には色があるんですか?」 もちろん肌の色の話じゃなさそうだ。 さりとてオーラがどうのこうのって話はしたくなかった。そこでこう答えた。 「あるさ 十人十色って言うでしょ? みんな違う色を持ってる。 違うからこそ お互いないものを補い合えたり 似た色合いの人にほっとしてみたりする。そしてとの色は変化する。一時的に同化して 限りなく同じ色になったりする瞬間がある。たとえば バンドで 同じリズムに身を浸してグルーブ感を味わってる時とか・・・。」
よくもまあ即座にこんな御託を並べられたものだと自分でも感心したけど、一番言いたかったことは 言えなかった気がした。 彼女は どうも誰かさんと色が違うって言われたのを気にしてたらしいけど・・一緒にいて 安心できるのは大事だけど、浸かりきって 抜け出すことの出来なくなっちゃうぬるま湯はよくない。 そんなことが言いたかった事に気付いた。 具体性のない質問に対して そういいたくなったのは きっと自分に言いたかったことなんだろうって思った。 してみると やっぱり最後まで言わなくってよかったのかも?
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