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2005/11/17(木)
久々の日記
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またまた気がつくと いろんなことがめまぐるしく動き、 ステージのオファーもお蔭様で順調に頂いています。 そして何より嬉しいのは 生徒さんたちがみんな自分の音楽を 楽しみ始めてる。 僕は 何か新しいものを生徒さんに教えたいんじゃなく みんなが潜在的に持ってる 楽しくやりたい気持ちを音楽で出しやすくするお手伝いをしてるんだとつくづく思う今日この頃です。 だから 相手から出たがってるものが 言い知れぬ怨念に近い憂鬱やピリピリした感情だと、同調できないからどんなに年季の入ったリズム感のいいなれたプロ歌手の歌でも 伴奏のピアノを弾きこなせない場合がある。 お客さんに罪はないだろ!?って怒りさえわいてくる。 その怒りをお客さんの前で持つことを自分に禁じているから、 集中なんて出来たモンじゃない。 そうかと思えば たとえ歌はヘッタくそでも、僕のピアノで気持ちよさそうに歌ってくれてるおじさんなんかがいると 不思議な奇跡さえ起こる。 きっちり半拍ないし一拍飛んじゃうような人の伴奏をこともなげに 当たり前のようにあわせて伴奏してしまう。 このことは 自分でも説明できないんです。 何度そのビデオを見返しても。 視線を歌ってる人に送ってない時でさえ そういうことが起こってる。 一つだけ解ってることはそれが出来てる時は 気持ちだけで弾いてる時で 頭の中に余計な思考による言葉はなく、 「うん!」 と「かは〜っ!」とか 「いいぇ〜い!」 だけです。
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