|
2004/08/07(土)
大吉のおみくじ
|
|
|
「大吉だよ、どうせ。」
「何で解ったの?」
相手が違い、口調も違うながら、この内容の会話は、
何度かあったんです。
人間には誰しも、火事場のク○力 見たいなのがある。
ある動物園の飼育係の人が、虫の居所のたまたま悪かった
トラに襲われ、普通の人なら、飛びつける筈のない、
トラも飛び乗れない壁をよじ登ったって実話がある。
あるスポーツマンは、その人が、ユニフォームを着て、
スポーツマンシップに心を満たす時、
ある大工さんは、自分の作った家で誰かが幸せな
団欒を過ごす事に心を満たし、のこを引くとき、
ひとそれぞれ、決まった条件下でのみ、その力を
使うことを許される。
僕が時折、自分のライヴの録音を聞いて、
自分のいつもの音じゃないと感じる時、
たまたま外を通ったトラックのノイズが、
丁度その曲の、その部分のカウンターノート
になってるのに気付いた時。
その力を使うことを許された時間を感じることが出来る。
そのためのキーワードの一つを、
神道には、和顔愛語
仏教には、和顔施 と教わったんです。
同時に両方から釘も刺されてる。
人を傷つけない人が、僕なのではなく、
人をきづつけないように気をつけてるから、
たまたまそう言ってくれる人が いるだけだって。
調子に乗ってると、人を傷つけてしまうよって。
|
|
|
|