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2004/08/20(金)
飛んでいっちゃいそうな アドリヴ
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スロウなジャズバラードで飛んで行っちゃいそうな
アドリヴをやると気持ちいい。
でも多くの人は出来ない。
生徒さんの中でも、出来る人は、
思い切って飛んでいける人はまだ
いないと思っていました。
もしかしたら、今やってみたらたらっておもって、
やってみて貰っても、さすがにそこまでは、
出来る人いませんでした。
ついこの間、Hさんが、それをやってしまいました。
どうしましょう?
出来ちゃった今だから言うけど、
その手のアドリヴを、一番出来なそうな人だったんです。
音楽は それを奏でる人そのものである。
って言うのが 最近の僕の思い知ってるところです。
Hさんは、本人から見て曲がった事を決してゆるさない
強い意志を持った感じの方で(これはあくまで、
僕から見えやすい彼女のスタンスで、決して彼女の
深いところを語っているわけではないので、
特にご本人は、気を悪くせずに読んで頂きたいんですが)
そういう人が、この手のアドリヴを、ふとした拍子に、
ホントに 空を舞うようにやっちゃった!?
凄く真面目なかたで、レッスン以外のときの
僕は、「もう!先生 スケジュール管理大丈夫ですか!?」
なんて感じで、 お尻叩かれっぱなし。
・・・・・お世話になってます(汗)。
一方
団体レッスンの方でも、Iさんと言う生徒さんが、
心にのしかかってた何かを克服し、急にそれまで
長い間出した事のなかった、ミドルEから上の声を、
美しい自声で歌った。うえのDまで。
精神的な何かを克服したり、吹っ切れた瞬間
この手の奇跡は起こることが多いのですが、
多分Hさんには、聞いてみたところで、
「別に何もありませんよ、先生
の言ったとおりのイメージでアドリヴしてるだけです。」
ってチョットこらえたような笑みを
浮かべながら言われるんだろうなって思いました。
9月後半にHさんとジョイントライヴやることになりました。
詳しくは追ってご報告します。
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