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2004/06/17(木)
駄菓子屋の おばあちゃんの 命日に。
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2004/06/17(木) 19:23 駄菓子屋の おばあちゃんの 命日に。 挑 戦者&男子二薬坊 によるCD制作が無事終了しました。
ここのところ、不思議な縁と言うヤツにやたら出くわすんです。
その一つが、挑さんとの出会いでした。
彼の歌にも不思議な縁って言葉が出てくるんですが、
実は、彼のなくなった婆ちゃんとは、先に顔見知りだったんです。
お婆ちゃんはなくなる寸前まで、駄菓子屋さんをやっており、僕は、
駄菓子の懐かしさから、時折その店に行ってた。
駄菓子を買って、天気の話しなんかすると、のんびりした口調で、
「旦那は、愛想がいえて偉いね〜。いっぱい買ってくれてありがとう。」
そんな声をかけてくれた優しいおばあちゃんでした。
時には少しおまけしてくれた事もあったっけ。
挑さんと出会うより先に、おばあちゃんとは、会話してたわけです。
CD制作で挑さんからの依頼を、全然駄菓子屋と結びつかない所
で知り合った印度目多信さんを通して受けた時は、お婆ちゃんの
息子さんが彼である事は、あまり意識下にはなかったし、
正直言っちゃうと、最初話だけ聞いたときは、アルバイト程度に
考えてたんです。
でも蓋を開けてみたら、下手なセミプロやプロ以上の、情熱で、
挑さんもギターの印度目多信さんも取り組んでる。
ギターと歌だけが、一生懸命だと、バランスのいい伴奏に
はならないからこっちもついつい力が入る。
そんなこんなでレコーディングが深夜に及ぶ事もあった。
お婆ちゃんを始めて意識したのは、1曲目のオケが粗方出来た
ころでした。夜にたまたま通りかかった駄菓子屋に
明かりがともってて空っぽになった駄菓子屋で、挑さんが
歌を練習してたから、ちょっとよってみた。
中に入ると、ガランとした店内におばあちゃんが座ってた
ちっちゃなカウンターはそのままあり、
あのころ外に出てた立て看板が、
やたら広くなった店の片隅に
あった。 当然おばあちゃんの思い出話も出たけど、このとき、
おばあちゃんの命日にCDが間に合うとは
思っていなかったし、挑さんがそれを強く望んでるとも思わなかった
ましてや、命日が、何月何日か正確に記憶してなかった。
言ってくれればいいのに挑さんたら気を使って、
「急がなくていいよ。」なんていうもんだから、
僕も もうほんの少しだけでも忙しさにかまけてたら、
間に合わなかったらしい。
僕には 霊感はないけど、お婆ちゃんは、息子さんを見守ってる
気がします。
レコーディングも2回ぐらい覗きに来たかな?
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