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2004/05/03(月)
心の かさぶた (一人遊び)
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心の かさぶた (一人遊び) 治りかけて かさぶたの覆う 傷口が
どうにも痛痒くて
そっと 手のひらで 覆えば、
その感覚は 増すばかり。
傷ついた時は 必死で 血を止めようとしてたのに・・・。
ほんの少し残る痛みに 思わず 力が入り
ついには、かさぶたを 自分ではがしてしまった。 そっと しとくのが一番なのに
そっと しとくのが本当は一番だろうに。
一瞬ピンク色になった傷口に 血の赤が 膨らんで、
白い コットンは一瞬で その赤をまたピンクに変え、
ピンクは また 赤い 膨らみに・・・・。
そんなことを切なくただ繰り返す。
いみなど無い。
意味などいらない。
かゆみと痛みを行ったり 来たり
いっそ噛み付いて しまおうか、
そしてなこうか?
もう 治りかけの 傷口は
どうせ消えてゆくだけ。
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