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2004/03/01(月) 世の中には 不思議な事が結構あるようです。
2004/03/01(月) 10:24
は〜〜〜〜〜っ
 しばらく 日記更新できず、失礼しました。

 は〜〜〜〜〜〜っ・・・・。

って感じです。(って言ってもわからないよね。)
 
 世の中には 不思議な事が結構あるようです。

 

 Yさんの おばあちゃんが、なくなりました。
 
 日記更新できずにいる間、 またしてもいろいろな経験をしました。
 
 Yさんは お婆ちゃん子だったので、

 僕の母が突然なくなったときのように

 今度は僕が支えなきゃって、

 考えたりもしましたが、今に思えば、

 余計な心配でした。


 Yさんは お婆ちゃん子でした。

 Yさんは 元ナースなので、病名や検査結果の数字など、

素人が見てもわからない部分までわかっていて、医師の余命宣告後、

毎日のお見舞いで、その後の病気の悪化も、他の家族以上に、

克明に受け止めていたようです。

 お婆ちゃんがなくなる数日前 片身にと

Yさんに二つの指輪をくれました。

 片身だなんてとYさんは 否定しつつもそれを受け取り、

その片方を僕がもらいました。



 ある朝 まだ暗いうちに 恐れていた知らせの

電話が鳴りました。

 
 Yさんと僕が 病院に着いたとき お婆ちゃんは

息子に手をしっかり握られて 深く息を吐き

 しっかりとした視線であたり一通り見回し、

最後に息子と視線を合わせた後、なんでもなく眠るように

目を閉じました。


 それが 本当の最後でした。

 
 実は このとき 心停止から 10分以上立っていたそうです。

 「きっとYさんの事 待っててくれたんだね。」

そんな話を 後でしました。


 おばあちゃんが病室に戻ると 静かな病室には金色の朝日が

病室を満たしていました。
 
 沈黙の中 窓の外で 僕にとって今年初めての

鶯の鳴き声が一つだけ響きました。


 息子に促され お婆ちゃんの頭をなでながら、おじいちゃんが

「待ってろよ、後から行くからな。」って

声をかけたの思い出すと 今でも ちょっと ヤバイ です。
 
 静かな 穏やかな 朝が なんだか不思議に思えました。


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