今日も生きてる。明日多分。今日は どんな人、どんな事に巡り合えるかな?
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2004/02/20(金) 2月19〜24 の日記
2004/02/24(火) 00:36
ホテルの仕事 無事終わりました。
 お陰さまでホテルの仕事 無事終わりました。

たくさんのお客さんに来ていただき ありがとうございました。

 天井の高い 現場(ステージ)、そして勝手を良く知ってる

持込の機材を一部使ってのステージは、自分で言うのもなんですが

結構クオリティーの高いものに出来ました。

 これも 皆さんの応援のお陰です。

 2ステージとも、良く来てくださる方も、はじめて 

お目にかかるお客さんも両方たくさんいらっしゃって嬉しかったです。

 CHACOとHIKARU としてのステージも回は

重ねつつあるものの、現場により 違う空気をいつも感じ、

いい意味で慣れない物を毎回感じております。

 裏話になりますが ホテルの仕事は 大体においてそうですが、

楽屋が広くロケベンも美味しく、ありがたかったです。

 見覚えのある顔ぶれのお客さんも多かったこともあり、

トータルな空気で進める中、少しいつもの

ライヴよりの進行にもなりましたが、 

今度(があればの話ですが)はショー形式のステージも

作りたいなぁと思っております。

ここの所、たくさんのお声がけを 頂いており、

これを書いてる今は 実はその後のもうワンステージを

踏んだ後になってます。

 その後のステージも私生活もいろいろなことがありました。

おってご報告します。

                おやすみなさい。

2004/02/19(木) 22:52
        ホテルの仕事!!
 わ〜い! ホテルの仕事〜! って浮かれてる場合じゃない。

 明日でした。

 2月20日 ユーカリ ウィシュトンホテルで2ステージあります。
 
19時 と 20時半 今月は毎金曜夜にコンサートやってて、

初日は盲目のヴァイオリン弾きの人が、スンバらしいステージやってた。

 正直 すっごい刺激受けたから、今回は CHACO&HIKRUで

どんなステージにしよっか?って ワクワクしながらリハしてました。

 まあ場所がお洒落なホテル だけに お笑いはやらず、

ちゃんと聞かせるのをやって MCの方で・・・・ってあんまり

ネタばらししない方がいいですね。

 それにしても お客さんの方は ミュージックチャージフリー

なので呼びやすい!! 

 もし気に入ってくれたら 「やつらのステージまたみたい。」

とホテルのなるべく偉そうな人に言ってください。

 ああいうとこは、お客様の声 一番大事にするから。

 皆さん楽しみに来てください!!



    ではおやすみなさい。1

2004/02/18(水)  2月18日 の日記
2004/02/18(水) 11:00
 打ち上げの席で   その2
 打ち上げの席での 何気ない質問から、

ヴォーカルの話しになってしまいました。このまま飛び続けます。

 心の迷いが 一番出るのがヴォーカルなんです。

 以前の日記でも、似たような事言ってきましたが、

お母さんは 子供のことを気遣う時、

 子供の顔色、表情、声のトーンなどから、健康や心の状態を

探ろうとする。 それらは、多分、最初は無意識にやってて、

気になる部分が多いと、「おかしいわね、顔色もさえないようだし

なんだかからあくびも多いし・・・」なんていって、

子供の額に手を当ててみたりする。 勿論 子供との会話で

口調(声のトーン)もその判断基準の中に大いに入るでしょう。

 親子に限らず、優秀な上司と呼ばれる類の人たちも、多分

部下に対して 同様のことをやっており、最近 A君は 

なんか上の空だ、得意先にはB君を補助につけよう。 とか

いろんな事を考えてるのだろうと、勝手に思うんですが、

 歌うという行為には、もろにそれが出る。

ピッチ(半音に満たない音程の高低)を僕は密かに心の領域、

と呼んでいます。

 仕事で歌ってる人にもコントロールはなかなか出来ない部分で、

ヴォイストレーニングしてても、それを要求できる生徒さんは、

一握りです。

 それでいて、チョと歌いなれた人なら、深呼吸して、

精神統一する事で、綺麗にピッチがととのってしまったりして、

つまり 微妙に低いから上げて、とか微妙に高いから下げて、

なんて、脳みそで考えさせちゃうと、返って突拍子もない

こえだしちゃったりするか、首かしげながらひたすら

同じ音程(ピッチ)の声しか出せなくなっちゃったりするもんなんです。

 その辺が 僕が 心の領域 と密かに呼ぶ由縁なんですが・・・・・・・

・・・・次回へ続く・・・・。

 

  

2004/02/17(火)  2月17日周辺の日記
2004/02/17(火) 19:36
           コンサートの打ち上げの席で・・・・。
 ご無沙汰しております!
2月15日 春一番コンサート 無事終了!!
 来て下さった皆様 長時間にわたり ありがとうございました。

 僕にとって、時折思い出さなくてはならない事がたくさんあり、
 それらを 思い起こさせてもらえるコンサートになりました。

 打ち上げの席で、ある質問を受けた事から、心がトリップし、
いろいろな思いが、出てきたので書いて見ます。

 「光さん、楽譜読めるようにするには どうしたらいいんでしょうね?」

 リードギターを弾かせると ピカイチという人からの質問でした。
 
 彼のギターは、センスが良く さりげないのに かっこいい。

 ちゃんと出るトコ出っ張って、引っ込むトコ引っ込んでる。

 現場によって 違ってくる筈のバランスの違いを多分無意識に

 察して バランスをとっている感じがする。

 そういう人の 訊く事だから たぶん本気ではきいてないだろう

話の種にふってみた程度だろう。 

 そう思いました。

 「や〜 僕も読めないからわかりません。」

 せっかくふってもらった話題に短く答えてしまった事が、

後になって申し訳なくも思われました。

 急に講師モードになれなかった事もあり、 読める の意味が

どの位のレベルかによっては、本当に読めないといっていい。

 読めるとか 読めないとか そんなことは通り越して、

その人とは ステージの上で音で会話してる感じがあったので、

 いざ文字にしてみると、

 「や〜僕も読めないからわかりません。」という言葉が

すっごく失礼な答えにも思えてきました。 

 その場にいないとニュアンスが伝わらないと思いますが、

そんな険悪な会話ではありませんでした。

 
 正直 今思い返すと、僕は その人に、譜面を読みながら

演奏して欲しくないのかもしれない。

 せっかく 心が奏でてる音を感じてるし、

 その他の 経験や天性のセンスでしか出せないものを

もう彼は 彼等は、持っているから。

 アレンジにかかる段階で、目安として ゆっくりタブ譜を読む

位のことで充分な気がする。

 逆に言ってしまうと スタジオミュージシャンならまだしも、

そこら辺の講師クラスの人が、初見で奏でる音に僕は

感動した事はないんです。

 ソレは あたかも 習字の時に 半紙の下に お手本引いて

なぞってるような、

「何も文句はないんだけど、なんか違うんだよな?」

といわざる終えない。

 多分 歌詞の上にCだの、G△7だのって書いたの見ながら 

合う音探して弾ける人は、(俗に言うアドリヴ)

音符よりも鮮明な ピーとか ピャラリ〜ン

ピュ〜ン とかがあって、ソレは 心の中で、

音符には書き表しきれない 一瞬の立ち上がりの

微妙なニュアンスから消え去るまでにどんなビヴラートを

はらんでるかまで、鮮明にイメージできてて、

思い浮かんだ時には同時に音が出てるから、ソレでいいんだと思います。

 初見で弾くのが前提でなく 練習の便宜上譜面を読めるようになりたい

のであれば、別の回答があるので、(講師モードに切り替えられれば、

普段の 僕は “みんなで食べると美味しいね”モードなので

旨くその手のことに答えられません)

今度お会いした時にでもお話しようと思いました。


 さて そこから また トリップが始まり、自信 という言葉に

僕の頭の中は発展してゆくのですが、

つい視覚的な事柄に そして言語的に解るという事にとらわれがちになるのは、

普段の僕も同じ事なんですが、

 音階というものが、ルート音を起点に、全音・全音全音・半音・・・・・

 もしくは短調の場合で 全音・全音・半音・・・・・・

んでもって、和声というのがそれにしたがって、音階の音を一つおきに並べて・・

・・・・・なんて 理屈をずうっと言葉や図解にしていくと、聖書よりはずっと

薄いけど、厚手の黄色い 楽典 と呼ばれる本が出来上がる。

  それを読んで 感動の涙を流す人を見たことがない。

でも その理屈に“ほぼ”かなう音で作られた音楽をきいて、

感動の涙を流す人はいくらでも見てる。

 つまり 音楽に感動した事がある人は、言語的にではなく、

その他の 視覚的な感覚としてでもなく、その理屈を 体と心で

知ってるんです。

 僕は、講師という立場も経験して、生徒さん達の反応から

そんなことに、事あるごとに気付かされます。

 目に見えないものを 感じてることに気付かないと、

(幽霊の話じゃなくてね)微妙なピッチって、特に

ヴォーカルの場合、合わないんです。

 
・・・・・んんん 話しかけちゃったけど・・・ごめんなさい。 


やっぱりこの話は、かなり長くなりそうだから

今日は そろそろ また音楽室に缶詰になりに 戻ります。

 皆さん もうすぐ春です。風邪などひきませんようにお過ごしください。
  

2004/02/01(日)  過去の日記
 僕のシッポ(前編)2003年5月に書いた日記です。

 こんにちは今日は僕のシッポについてお話しようと思います。
僕の後頭部の生え際に細い、長い三つ網が伸びています。
 最近は今更切れない、切るとリズムが取れなくなる・・・そんな気さえしてます。もち論ほんものです。エクステンションじゃありません。
 僕の一番大切な大切な友達の一人で足立幸太というシャンソンの先生がいて、彼は今アコーミュージックと言う音楽教室を営みつつ音楽活動をしています。(彼の話もほじくり出すと面白い話しだらけ今度ゆっくりご紹介します)幸太先生の教室の発表会ライヴに呼んでもらった時のこと、(これはかれこれ10年位は前の話です。)
 僕の前に演奏したバンドが凄かったんです。何が凄いって、メンバー全員スタジオミュージシャンなんだもの。
 バランスもテクニックもCD聞いてるみたい。何が凄いか解らない人のために、スタジオミュージシャンについて、少しお話します。
 彼らはスタジオお抱えの(フリーの場合もあるらしいが)ミュージシャンで、演歌、ジャズ、ポップス、何でも初見(始めてみる楽譜をその場で弾くこと。)で弾いてしまう音楽のエキスパートなのです。正直、有名なら上手いってものではなく、隠れた凄い人はいるんですね。
 実際なのうれたバンドなんかでも影武者のようにして、完成度の要求されるレコーディングの時だけこの人たちが、伴奏している場合があります。どのバンドか言わないし僕自身そんなに詳しくは知らないけど。  んでもって彼らの凄さに圧倒され、ノックアウトされ、俺なんかダメだ〜。うちにかえりたいよ〜。って思っちゃった。
 実際誰かと張り合う気はなかったけど、彼らの演奏を思うと自分のやってきた演奏も歌も鼻くそに思えた。因みにマ○リックスと言うそのバンドは、インスト(インストロメンタルも略で、楽器が主の構成)でしたが。 消えて無くなりたいと本気で思ったんです。
2003年05月17日 01時26分02秒




僕のシッポ(後編)
 音楽やめようと思った。もうすぐステージに上がるなんて考えられなかった。何でこんな凄い人たちとブッキングされてんの?幸太もしかして俺のこといじめてる?とさえ思った。
 最後の恥をかく決心をする。
 司会が僕を紹介する。
 この間の数分が苦痛で、まるで超特大でこピンん待ってるみたいに長くがく恐ろしかった。
 拍手がきこえてきてやがてそれがやみ、口を開くと言い訳がましいMCになりそうだったから挨拶だけして、さっさと歌に入る、一声歌い始めるまでは自分の居場所さえ解らないような言いようのない不安感と力の入らない両足の感覚だけが僕を支配していた。
 いざ歌いだすとあら不思議それまで僕の体を満たしていた劣等感が、ぱっと消え、霧が晴れたようにすっきりした感覚で最後のステージを楽しんだ。
 曲が終わり拍手の中「ありがとうございます。」とミュージシャンとして最後の礼をした。
 この時の僕には社交辞令の拍手か本当の拍手か聞き分ける力が残っていなかった。ただただ今までの音楽生活に別れを告げるべく深々と礼をした。拍手の中に よっ!みっチャン(この時僕はまだ本名でステージに上がっててみっちゃんと呼ぶ人もいた)て声がまじったときやっとわれに帰れた。
  ん?あれ・・?拍手・? そう拍手されてる。
 僕の思考の中では 拍手する人などいなかったはず。うれしかった。
拍手してくれている人たちの中にはマ○リックスの皆さんもいた。・・・・帰り際マ○リックスのかたがたに挨拶をした。「きょうはありがとうございました、本当は僕なんか皆さんと同じステージに立てるようなアレじゃないんですけど・・・。」言い終わらないうちにメンバーの一人が「みっチャンいいあじだしてるよ〜これからもがんばってね。」そういってくれた。
 ありがたかった。味・・?そうあじか!
 あまりに凄いテクニックにばかり心が打ちのめされてしまって自分の音楽のほかの要素がある事がすっ飛んでいたことに気がついた。
 そうスタジオミュージシャンにテクニックで足元にも及ばないのなんて当たり前だった。
 でも広い視野で見れば、俺も捨てたもんじゃない。確かにまだまだ思うとおりの音も声も出てないけど、さっきまでの錯覚はうち消すことが出来た。
 ってゆ〜か気がついたら音楽やめるのをやめていた。
 この時のマ○リックスのキーボーディストがデビちゃんとよばれており本名は知らないが有名な、テレビドラマのテ−マソングをかいた人で、当時後ろ髪をゴムで束ねていて、それをかっこいいと思ったわけではないけど、大事な教訓を得た記念に僕は真似た。
  僕のシッポの誕生日でした。
 だんだん僕の後頭部のシッポで僕を覚えててくれるお客さんが増えたため切れなくなってしまった。
 アップライトピアノをおいてあるお店でえんそうするとその構造上お客さんたちは僕の後ろ姿ばかりを見ることになるのです。
 子供の生徒さんなんかは必ず一度は引っ張る。
 その度ロボットに変身して見たり、
 口と目を大きく開けて「ピカ〜ッ!」ていってみたり面白いリアクション考えるのが大変です。
 今でこそ上手く歌おうとして緊張している生徒さんに、「上手く歌おうとしないでいい意味で居直って、まずは曲の情景を思い浮かべて、イントロの間に気持ちを作りましょう。」なんてえらそうにいってるけど、実は光にはそういう過去があったのでしたとさ。


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