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2004/12/08(水)
話せないこと
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講師という立場のせいでしょうか?
知ってる事を人に言いたくなるのは。
でもそれが、お茶濁しの薀蓄話なら可愛げも
あるのですが・・・・。
過去に似たような苦しい経験をして、
見つけ出した答えを、話してしまえば、
相手も楽になる筈なのに、
それを話してはいけない場合があるんですね。時たま。
それは決して 相手の学びを奪うからなんて、人を
上から見下ろした考えからではなく、
ただ単に その人が苦しんでる理由を、
僕が知っていてはいけないからだったりして・・・。
痒いところに 手が届かないもどかしさは、
多分他のところをつねってみても 消えないのでしょう。
自立だのプライドだのって 後付の言葉に
目標を置いちゃってる人にほど その歯がゆさを感じる。
自立してる人ほど 自分一人で立ってるんじゃないって言う。
プライドだって 捨てて捨てて、最後に残ったひとかけら
だけが、実は本物だったりする。
でも これは、自分にこそいえてる事で、
人のおせっかいどころじゃなかったりもするし。
もう少ししたら答えらしきものに
たどり着けそうな気がしてます。
答えとなる孫の手が見つかる頃
すでにもう痒くなくなってるかもしれないけど。
え? “これって下手の考え休むに似たり”ってこと?
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