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2004/10/01(金)
続 劇的ビフォー アフター
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今日、仮の床が付き、天井も下地が出来上がりました。
物凄いピッチで作業は続いています。
リフォームは、新築と違い、とっても大変な
知識と経験を要する作業で、音楽で言えば、
アドリヴ(臨機応変)がきかないと出来ないと、作業を見せて
頂いて知りました。
基礎そのものの歪みの上に、ちゃんと水平な床をのせる
ために、薄い板状の物を、少しずつ微妙に寸法を変えて、
かましたり、その結果として出てくる前からあって
露出させざるを得ないしきい等の横のラインとの、
非平行になってしまう部分をどうフォローするか、
等、素人にはおよそ見当も付かないいろいろな
問題を、一つ一つ長年の経験と、勘と、知識で
こなしてゆく姿は、さすがプロ。
いい加減な仕事の出来ない職人さんの普通なら
目にする事の出来ない影の苦労を目の当たりにして、
“大変だったら適当でいいです” なんて言葉は、
かえって失礼に当たってしまう。
手品で言えば、種明しをされても、素人には絶対
まね出来ない手品を種明しつきで見てるようです。
素晴らしいものを目にしてしまうと、感動と
ともにやたら初心に帰れます。
自分は、音楽で、
どれ位そういうものを持ってるんだろう?
他の職人さんが万一裏側まで見ても、
恥ずかしくない仕事って、僕の場合で言うと・・?。
まだまだくだらないしがらみに流されそうに
なっては、素晴らしい人の仕事振りや、生き様に
なりたい自分の姿を思い起こさせてもらってる。
ついさっきバンマスから頂いた電話も、やはり、
見失ってはいけないものを教えてくれていました。
これまた長くなりそうなので またの機会に。
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