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2006/02/10(金)
逃げる2月
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気が付けばもう二月も3分の１が終わっちゃいました。一年生の査定も終わり、かもめ組と離れているドンはなんとなく手持ち無沙汰です。仕事はあるんですけど、研究生から離れ小島な感じ。
今年の査定で残ったのは5人。厳しいです。査定後のあの空気と言ったら、なんとも言いがたい。周りもつらい、本人達もつらい。一年間仲間としてやってきたのが、ここでまたふるい落とされ、分けられてしまうのですから。前日までの空気は吹っ飛んでしまいます。ドンは去年査定がなかったので、実際に査定の空気に触れたのはこれが初めてですが、いたたまれないですね。でも査定がないよりはあったほうがいいとは思います。ぬるま湯でかばいあうよりは、一人ひとりが個になって努力する方が、最終的にいいものになるはずですから。その結果全員が残ればいいと思います。また残る事がその人にとって一番いいことかどうかはわかりません。人生の選択はすべていい方向へ向かうためのものだと信じていたいものです。
そうそう、ドンのロッカーに入っていた台本の持ち主がわかりました。犯人は準劇の美人女優Ｙさんでした。いやー、よかった。
ところで節分っていつ終わったんだろう。今日の人ごみはどうやらバレンタインらしいけど、まだバレンタインは終わってないのね。今年はチョコレートもらえるかなあ。あ、そういえば去年、インフルエンザで作れなかったんでした。今年も風邪で作れそうもありません。ていうか、あげる人から作らなきゃダメだって話です。まー、こればっかりはねえ。ああ、もらう分には大歓迎です。
そういえば昨今は「友チョコ」なるものがあるそうですね。「義理チョコ」とは違うらしいですよ。なんじゃ、そりゃ。じゃあ「ＭＹチョコ」なんてのもあるのかどうかは知りませんけど。でもね、確かに中学高校、なんて時は、誰にあげるかよりも、あげることが楽しいんだよね。やたらめったらあげたいの。配りまくりたいんですよ。もはや相手のためでもなんでもなく、バレンタインというイベントですよ。感謝もなにもないもん。大体友達と盛り上がるんだよね。で、変なチョコあげたり、すごい渡し方するとずーっと言われるんだよね。懐かしいなあ。ドンは毎年女の子にチョコの作り方とか聞かれて、御礼にもらってました。大体味は似たようなもんで、そんなにおいしい、とは思えなかったけど、あの当時は一生懸命だったんだねえ。そんなドンの思い出のバレンタインチョコは、中学2年当時に作ったドラゴンボールチョコ（原寸大、7つ揃い）です。写真がないのが残念。ドラゴンボールに夢中だったので、オレンジチョコが手に入ったのをこれ幸いに、7個作りましたよ。誰にもあげずに部屋に並べて飾って・・・うわあ・・・なんて暗い中学生なんだ。やばい！やばいですよ、奥さん！もし自分の知り合いで、バレンタインにこんな事やってる子をみたら早く止めた方がいいですよ！ああ、せっかくの中学時代をなんてことに費やしてるんだ、自分。
おかげで家庭科と技術工作と美術の成績は上がりました。
（引き換えに何を失ったんだか。）
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