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2005/09/22(木)
「湖の秋」初日@俳優座劇場
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今日は朝から神田屋。三ちゃんの履くチョーカ(ブーツのこと)を受け取りに行きました。なかなかこれと言うものがなくて大変。そして第一稽古場では稽古です。朝は舞台監督の関さんが大抵いてくれるので安心です。そしてドンが荷物もって稽古場入りするのと入れ替わりで別の仕事場へ。TMAだと何かあると電話で指示を聞いてましたが、今は第一なので何かあったらすぐ下の劇場にいる舞台部さんにきてもらえるので、その点でも安心。そして今日は「湖の秋」初日です。17期の男子3人が本公演デビューです。うわあ、なんかこっちまで緊張しちゃうよ。
稽古後、期待と不安でふらふらしながらも、まずは本所消防署まで書類を提出しに行きました。今回「三ちゃんと梨枝」の芝居中、安吉役の河野さんが煙草を吸うので、火の使用許可をもらわなくてはいけないのです。(正しくは危険行為の解除というらしい。)キセルと灰皿の写真を取って、書類に記入、劇団と劇場のサインをもらって提出しました。提出時間ギリギリ。そして戻ると開演ギリギリ。
最後列中央でみましたが、なんとお隣には演出、高岸未朝さんが!うわ、緊張する!心臓2倍速になりそうです。
舞台はいつもより空間が広く感じられる美術。後ろが紗幕になっているので、べたっとした背景に見えず、奥行きというか、後ろがないようにも感じられます。ほとんど舞台上に道具がおかれていないので不思議な感じ。家の中だけれどもどこか異空間に繋がっているような。オープニングの彼岸花、結局85本使ったそうです。
17期男子は結構出ずっぱりで、ひたすら食べてるなあ・・・。なんかお母さんの気分でした。台詞大丈夫かな、すべったりしないかな、忘れ物ないかな、お客さんの反応は・・・等々。でもすごく楽しそうでなんか嬉しいな。最近真面目な顔ばっかりしてたから、その努力が報われたんだなって思って、いいなって思うのと同時に悔しいなあって思ったり。舞台見終わった後、色んなちきしょーが一杯出てきて、勢い余って稽古場へ帰って片付け。そんな勢いでエレベーターホールのしとやか組飲みにも参加。いいの!明日休みだから!
この間、駅でふっと鏡に映った自分の顔をみて、うっわ、すっげブサイクだ!と思いまして。造りとかそういう問題じゃなくて、なんか汚いなあ、忙しいとか、疲れてるとか、そういうことで全てが雑になっている顔だな、と。がさつ星人のドンですが、輪をかけてひどいね、今。案の定言葉遣いや態度で注意を受けることが多くなってるし、気をつけなきゃ。今日は同期のデビューをみて、一生懸命、しかも芝居が丁寧になっているのをみて一層そう思ったり。丁寧であることって、人に対して丁寧ってことなんですよね。神経質ってことじゃなくて。明日はお休み。リセットして、もうちょっと丁寧になるようにしよ。
本公演デビューおめでとう。
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