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2005/09/21(水)
かつら合わせ
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やっぱり第一稽古場は落ち着きますね。ドンです。 一週間遅れの更新中です。今日も細かいセットを決めたり、具体的に物を入れてみたりして、芝居の外側を決めていく作業がメインです。どんなに頭の中で想像をめぐらしていても、実際のものを見たり触ったりするのとでは違います。しかし芝居の稽古において、本番用のものがいつも使えるとは限りません。予算とか時間とか、何より稽古場。稽古場が劇場と同じだけないとできないんです。天井の高さも必要だし、演技空間はどうにかなっても、転換の小道具配置や、次のセットの配置が上手くいかないことも。第一稽古場だとなんとか演技空間も高さも確保できるのですが・・・。もっと沢山使える稽古場を作ってくれ!お役所よ!!会議室は世の中にあふれているのに、多目的スペースなるものは沢山あるのに、使えないものばかりです。多目的じゃなくて、あれは会議室だとおもう。会議すら出来なかったりね。
で、今日はNHKに行ってきました。かつらあわせです。NHKの中に今回お世話になる「奥松かつら」さんが入っているので、梨枝子役、中村たつさんのかつらあわせに行ってきました。かつら合わせ?私も実は初めてです。さすがたつさんは慣れていらっしゃって、御自分でささっと羽二重(かつらの下につけるもので、髪の毛を押さえるもの。)もきれいに決めてらっしゃいます。それにしてもさすがはかつら屋さん。行き違いで台本をまだ渡していなかったのですが、大体の年代、設定を言うとそれならこっちのほうがいいんじゃない?とこちらの指定よりもいい形を提案してくださいました。たつさんも一目で気に入ったようです。困っていた小道具の丸櫛も貸してもらえました。ヒゲなんかもオクマツさんでお願いするみたいです。隣ではアフロの調整をやっていて、不思議な空間でした。
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