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2005/09/27(火) 朝練
お久しぶりです!マコです☆覚えてますか?というぐらいご無沙汰。もうすっかり「ドン日記」となり、楽しく読ませて頂いていたのですが、本公演に携わっていない研究生の日常も綴ってみようと久々に登場してみました。

現在通常授業のダンスとマイムは17期の女子4人のみ。しかも今週からマイムも3週間お休みということで、カリキュラム的にはかなりゆる〜くなってます。が、内容は濃いですよ!なんたって4人ですから!ダンスはほぼ休みなしで踊り続ける感じ。充実感が倍増していいです。

で、今日は稽古場の空きがないのでダンスの前にマイムの朝練。私以外の3人が登場するとってもキュートなパートを練習。このパートには最後にちょこっとしかでない私は偉そうにカウントをして全体を見ている立場としてアドバイス。的外れなこと言ってないことを祈りつつ…。でも疑問点を解決しつつ段々よくなりました♪おさらい会が楽しみ(^O^)


授業のあとは只今公演中の『湖の秋』のもぎり&観劇。いや、もう17期のメンズが出てくるたび、セリフいうたび顔がニヤけてしょうがなかった(>_<) みんなすごいよ!中間で一緒にやった先輩もご出演で、ウキウキワクワク、心弾ませながら観てました。いつもと違う気分での観劇、なんか新鮮。

写真は授業後のレディース(ヤング)。みんな元気です☆

2005/09/22(木) 「湖の秋」初日@俳優座劇場
今日は朝から神田屋。三ちゃんの履くチョーカ(ブーツのこと)を受け取りに行きました。なかなかこれと言うものがなくて大変。そして第一稽古場では稽古です。朝は舞台監督の関さんが大抵いてくれるので安心です。そしてドンが荷物もって稽古場入りするのと入れ替わりで別の仕事場へ。TMAだと何かあると電話で指示を聞いてましたが、今は第一なので何かあったらすぐ下の劇場にいる舞台部さんにきてもらえるので、その点でも安心。そして今日は「湖の秋」初日です。17期の男子3人が本公演デビューです。うわあ、なんかこっちまで緊張しちゃうよ。

稽古後、期待と不安でふらふらしながらも、まずは本所消防署まで書類を提出しに行きました。今回「三ちゃんと梨枝」の芝居中、安吉役の河野さんが煙草を吸うので、火の使用許可をもらわなくてはいけないのです。(正しくは危険行為の解除というらしい。)キセルと灰皿の写真を取って、書類に記入、劇団と劇場のサインをもらって提出しました。提出時間ギリギリ。そして戻ると開演ギリギリ。

最後列中央でみましたが、なんとお隣には演出、高岸未朝さんが!うわ、緊張する!心臓2倍速になりそうです。

舞台はいつもより空間が広く感じられる美術。後ろが紗幕になっているので、べたっとした背景に見えず、奥行きというか、後ろがないようにも感じられます。ほとんど舞台上に道具がおかれていないので不思議な感じ。家の中だけれどもどこか異空間に繋がっているような。オープニングの彼岸花、結局85本使ったそうです。

17期男子は結構出ずっぱりで、ひたすら食べてるなあ・・・。なんかお母さんの気分でした。台詞大丈夫かな、すべったりしないかな、忘れ物ないかな、お客さんの反応は・・・等々。でもすごく楽しそうでなんか嬉しいな。最近真面目な顔ばっかりしてたから、その努力が報われたんだなって思って、いいなって思うのと同時に悔しいなあって思ったり。舞台見終わった後、色んなちきしょーが一杯出てきて、勢い余って稽古場へ帰って片付け。そんな勢いでエレベーターホールのしとやか組飲みにも参加。いいの!明日休みだから!

この間、駅でふっと鏡に映った自分の顔をみて、うっわ、すっげブサイクだ!と思いまして。造りとかそういう問題じゃなくて、なんか汚いなあ、忙しいとか、疲れてるとか、そういうことで全てが雑になっている顔だな、と。がさつ星人のドンですが、輪をかけてひどいね、今。案の定言葉遣いや態度で注意を受けることが多くなってるし、気をつけなきゃ。今日は同期のデビューをみて、一生懸命、しかも芝居が丁寧になっているのをみて一層そう思ったり。丁寧であることって、人に対して丁寧ってことなんですよね。神経質ってことじゃなくて。明日はお休み。リセットして、もうちょっと丁寧になるようにしよ。

本公演デビューおめでとう。

2005/09/21(水) かつら合わせ
やっぱり第一稽古場は落ち着きますね。ドンです。
一週間遅れの更新中です。今日も細かいセットを決めたり、具体的に物を入れてみたりして、芝居の外側を決めていく作業がメインです。どんなに頭の中で想像をめぐらしていても、実際のものを見たり触ったりするのとでは違います。しかし芝居の稽古において、本番用のものがいつも使えるとは限りません。予算とか時間とか、何より稽古場。稽古場が劇場と同じだけないとできないんです。天井の高さも必要だし、演技空間はどうにかなっても、転換の小道具配置や、次のセットの配置が上手くいかないことも。第一稽古場だとなんとか演技空間も高さも確保できるのですが・・・。もっと沢山使える稽古場を作ってくれ!お役所よ!!会議室は世の中にあふれているのに、多目的スペースなるものは沢山あるのに、使えないものばかりです。多目的じゃなくて、あれは会議室だとおもう。会議すら出来なかったりね。

で、今日はNHKに行ってきました。かつらあわせです。NHKの中に今回お世話になる「奥松かつら」さんが入っているので、梨枝子役、中村たつさんのかつらあわせに行ってきました。かつら合わせ?私も実は初めてです。さすがたつさんは慣れていらっしゃって、御自分でささっと羽二重(かつらの下につけるもので、髪の毛を押さえるもの。)もきれいに決めてらっしゃいます。それにしてもさすがはかつら屋さん。行き違いで台本をまだ渡していなかったのですが、大体の年代、設定を言うとそれならこっちのほうがいいんじゃない?とこちらの指定よりもいい形を提案してくださいました。たつさんも一目で気に入ったようです。困っていた小道具の丸櫛も貸してもらえました。ヒゲなんかもオクマツさんでお願いするみたいです。隣ではアフロの調整をやっていて、不思議な空間でした。

2005/09/20(火) 初道具有稽古
そんなこんなで徹夜明けで、14時より稽古スタート。電車の中で爆睡でした。今日はしとやかチームはお休みのため、ゆっくりしっかり稽古は進みました。今まではバミリだけでやっていたので、やはりこうしてセットが一部だけでもあると感覚が違います。それになれてもらうためにもゆっくりやっていくのです。仮の小道具も飾りこんで、なんだか雰囲気も随分変わりました。さあ、これから一週間が勝負です。広々のんびりリラックスしてできる第一稽古場の間にできるだけ創りたい、作りたい。明日は高津から残りの小道具も入るし、気分一新、頑張るぞー。

そして稽古終わると、また無駄にテンションが余っているドンは、湖の仕込み手伝い(邪魔とも言う。)しました。みんなより一足お先にみちゃいました、セット。あんなに苦労した彼岸花が・・・雨降りセットもばっちりで、なんだかいつもと違う空間です。楽しみだなー。

2005/09/19(月) 徹夜でタタキ
ども、さかのぼっての日記なので記憶が曖昧でごめんなさい。久々ドンです。といってもほとんどいつもドンですね。この日は泉岳寺の稽古場から第一稽古場へ移動日&徹夜で作業でした。別に移動日だからといって特に早くもなければ遅くもなく稽古は進み、タクシーに山のように荷物を積んで出発。18時から作業とのことで、その前の「湖の秋」のバラシもお手伝い。気候のせいか、実は私、この日体調が思わしくなく、どうも集中力が続かない。でも不思議なもんで作業入っちゃうと全然平気。(気の病じゃ・・・いやいや。)週末に海外公演のために旅立つ脇田さんや、研1のみなさんも手伝ってくれて、しかもなんと!演出藤原留香さんまで作業に参加!!!今回は本番用の道具を叩くとあって、慎重です。ドンはベンとチームで足台作ってたら、コンパネ(ベニヤを合わせて分厚くした合板。)の裏表を間違えました。しかもチームなのに全然気がつきませんでした。ごめんなさい。

夕飯は梨枝子役の中村たつさんからご馳走になりました。ありがとうございました!!!おいしいものがあると思うとテンションもあがります。「しとやかな獣」班の搬入も終わり、気がつけば終電組はちらほら帰り支度。美術のMさんも午前2時までつきあってくれました。次の日9時から湖の秋の仕込みなのに、ありがとうございました。しとやか、三ちゃんの若手+舞台監督関隊長とで作業です。3時半くらいまでかけて道具もなんとか組み終わり、バミリもおおまかにできたところでようやく一息ついて乾杯。もうかなーり限界でした。意識もうすぼんやり。いつにもましてうすぼんやりでございます。しかし不思議なもんで、なんとなくテンションが高くて、結局ろくろく寝ないまま早朝帰宅。なんと、関さんはそのまま仕込み→別現場の仕事だったそうで・・・。すごい。

2005/09/16(金) 神田屋
さてさて、今日は朝から神田屋へ。神田屋とは靴のレンタルのお店です。電話で発注は済ませておいたので、地図を頼りに行って見ると、びっくりするくらい小さなところ。高津、神田屋と並んで有名なのになあ。これはそんな神田屋の写真。小さいでしょ?別に他にビルがあるようにも見えず、事務所の中は開けっ放しで机がいくつかあって、それだけ。後は棚に靴箱が並んでいて、どうやら上の階にあるみたい。入り口付近に紙袋が沢山あって、引き取られるのを待ってます。よく見ると「古畑○三郎」とか「ベニサン」なんて書いた紙袋も。一見すると、町の中小企業、家族経営でやってます、なんて雰囲気の神田屋さんですが、検索してみればわかるように、靴といえば神田屋さんなのです。

私、どうやら風邪っぽいです。うー、今日どうしても小道具見本の袋を縫いたかったのに・・・。役者さんにうつしちゃいけないと思うと無理できません。実は近々大道具をたたく予定もあるので、体力温存しなければ。西木先生が稽古のあとお茶に誘ってくださって、キウィグラニータ(ソフローズンみたいなやつ。ソフローズン、知ってます?フラペチーノのようなもの。)をおごってくれました。ありがとうございます。最近日記が食べさせてもらった日記になりつつあるな。今日は稽古手当ても出て、金運はばっちりです。でも健康運が・・・げほげほ。

2005/09/15(木) 視線の違い
いけないいけない、とは思いつつ、更新滞りがちですね・・・。ごめんなさい。三ちゃん組はやること沢山です。今回は一応舞台監督助手なわけで、全くもって演出助手的なことはしておりません。何が違うの?って思った方!いい質問です。実は私もよく区分はわかっておりません。演出部の先輩で、湖の秋演出の高岸未朝さんに教えていただいたのは「物に関するのは舞台監督、人に関するのは演出助手の責任」だそうです。例えばですね、演出助手ならダメだしをメモする「ダメとり」、稽古の進行(ゲネプロからは舞台監督の仕切り)出番や立ち位置の把握・・・等々、演技や動きに注目してみていることが多いのですが、舞台監督(助手)の時は、小道具の配置や転換、動線(人の動く流れ)、使っている小道具が危なくないか、使いやすさはどうか、等々に注目してみています。で、各係へ連絡したり、道具発注や手直しをしていくわけです。あと、判りやすい例として、演出助手は稽古の間ずっと演出家の隣にいることがほとんどですが、舞台監督(助手)は稽古が大詰めになるまでは、割とあちこち動き回ってたり、作業したり、外部に出ていたりすることが多いです。その代わりゲネプロになったら全ての仕切りは舞台監督になるので、詰め切りです。基本的にはこんな感じ。

本公演でこれだけ色々させてもらえるのは滅多にないので、がっつり目を開けて、舞台部視線で見ようとしているのですが、それでも結構見落としてしまいます。舞台監督の関さんや美術の宮下さんがいらっしゃると、ぱっと見ただけであれだこれだと問題点がわかるのは、視点が違うんでしょうね。普段から「開きめくら」(ちゃんと目を開けて見ている筈なのにまるで物が見えていない状態→どこみてんじゃボケェ!ということ。)とよく言われる私ですから、視点もなにもないのかもしれませんが。それでもこうやって色々やらせてもらえると、段々とどこを見ていけばいいのかがわかるようになってきました。まだ見落とし多いけどね。

さて、写真は昨日行った高津の倉庫の一部。すごいですよー。この体育館のようなところが3階?立てになっていて、中は小道具だらけ。そしてこの写真の後ろにも大きな家具やタルなどが山のように・・・。各フロアには担当者がいて管理しています。それにしてもすごいよ。布団だけのコーナーがあったりして、普通のお店より広いかも。戦前、戦後、現代、なんかで分かれていて、さらに枕も種類別にきちんとあるし、(ていうか、布団コーナーも独自に二階建てになってるんだよね。)シーツも選び放題。電気スタンドも学校の教室の3分の1くらいの広さに棚が3つくらい並べてあって、ぎっしり。カバーは別で重ねてぎっしり。世の中、こんなに沢山物があるんだなあ。そしてこれだけあってもイメージぴったりってなかなかないんだなあ・・・。

毎日朝・昼・晩と大体3つくらい用事が入っておりますが、なんとか頑張って更新しようと思っております。おりますがっ!他の17期もたまには更新してください!!みんなそれぞれあるっしょ!?しとやか班!湖班!マイム班!せっかくなんだから更新してよー!

2005/09/14(水) 初生薩摩琵琶
なんだかおいしそうなタイトルになりましたが、胃の働きが活発なせいでしょうか。食べ物の話ではないですよ。今回、三ちゃんと梨枝には琵琶の生演奏が入るのです。今回は薩摩琵琶(5つくらい流派があるそうです。)の方にお願いしていて、今日は初顔合わせ&稽古参加でした。

琵琶って生で聴く機会なんてめったにないですよね。正直イメージは方丈記とか平家物語とか、まあ、要するに琵琶法師で日本史歴史の教科書の挿絵とごっちゃになっているわけなんですが、どっちにしても坊さんのイメージ。絶対みなさんもそうなはず!ですよね?あ、琵琶の形はわかりますか?三味線と違いますよー。
三味線は弦が3本。琵琶は4本。(実は今回初めてしった知識。)事前に拝見したお写真も着物でしたので、和風な方をイメージしてました。

エレベーターから現れたのは、和風どころかイタリアン?ブラックスーツに白シャツ、胸には赤いハンカチで、ケースに入った琵琶はどうみてもギターっぽい。話し方も力強くて軽快で、あれあれあれ?イメージしていた抹茶っぽい、じめっとした感じがないぞ?何はともあれ、軽く弾いていただくことに。

すごく力強いんですよ、琵琶って。びっくりしました。思っていたよりずっとシャープで強い音。非常に男性的です。叩きつけるように弾く・・・はじくという方がいいのでしょうか。強く張った音と、その後ろにざらっとした、弦の震えるような音が二重になっているんですね。人を切れるほど強いんだそうです、張ってある弦は。哀しいとか寂しい、という音を想像していましたが、(もちろんそういうものはあるんですけど)もっと強い感情が吐き出されているように思いました。那須の与一の短いバージョンを謡ってくださって、情景が目に見えるようで、聞きほれました。そうそう、すごくわかりやすいんですよ、言ってることが。琵琶の効果音もすごくよくて、与一が弦を引くところ、琵琶の弦を弧を描くようにぎゅいーんと鳴らすんですが、それがすごく効果的。弦を引いて、矢をつがえた状態の張り詰めた空気が伝わってきます。なんというか、一流の人は、誰にでもわかるように伝えられるんだなあ。全然琵琶を知らなかったのに、ちゃんと伝わるし、わかるんだもんなあ。

写真はそんな素敵な琵琶奏者の友吉鶴心さん。とてもお忙しい中、殺陣の作曲もしていただきました。・・・あ!殺陣のレポートアップしてない!!ごめんなさい!!殺陣も京都から有名殺陣師の方に来ていただいて、素敵な殺陣がつきました。一幕最初の殺陣の場面、かなり期待してくださいね。今まで俳優座でやったことのない試みなのです、実は。

2005/09/09(金) なまあたたかい日?
残暑が厳しすぎて、げんなりしています。ドンです。げんなりしている割には食欲は止まる所を知りません。おなかだけすっかり秋模様です。このくそ暑い中、小道具の木刀を借りに「高津小道具」まで行ってきましたよ。初高津☆でも担当の方が忙しかったので高津の倉庫には入れず。残念。小道具レンタルといえばタカツ。でも本社はタカツではなくコウヅと読むらしい。寝ぼけた頭で検索した結果なので確かではないかも。そしてホームセンターを回って安い地下足袋を買いました。むしろ買占め状態。なかなかサイズと値段とデザインが一致しなくて大変でしたが、どうにか冒頭の衣装は全部そろってほっ。殺陣師の方の予定もようやく確定して、どうにかなりそうです。よかったー。

今日はバイト前に時間があって、丁度やっぱり時間待ちしていたライさんとご飯食べました。ちょっとおごってもらっちゃいました、おいしかったです、ごちそうさまです、ありがとうございます☆最近おごってもらってばっかりだなあ。この間けんちゃんにもちょっと食べさせてもらったし、いい先輩です。(別におごってくれたから言うわけじゃないですけど。大抵貸すかおごる方なので・・・たまにこういう目に合うとどうしていいかわからずテンパって小躍りします。)いや、ほんとすごくサービス精神のある先輩なんですよ、ライさんは。食事の間中笑いっぱなしですよ、私。写真イメージではさわやか好青年(と年上のファンにも人気。)ですが、実際もとても気さくで愉快です。物真似劇ウマ!で、写真はそんなライさんが頼んだ「温かいチョコレートケーキ」(奥の方)。温かいって珍しいよね、と注文。しばらくしてウェイトレスさんが持ってきたので、「これ、温かいんですよね?」と聞くと「少し温かいです。」・・・少しって何さーーーー!!!温かいじゃないのかYO!少しかヨ!と突っ込みしたかった!確かに食べると『少し』温かい。それにしても少し温かいって、微妙な表現じゃない?間違ってないけど正確じゃないよなあ・・・。温かいって言うと熱々を想像する人もいるのかしら?でもそれなら熱いチョコレートケーキって言うわけだしね。でもそれで10分くらい笑えたのでよしとしよう。この店は他にも突っ込みどころ満載でした。

そして今日は相変わらず牛飯売り。しかも応援バイト。(人手不足の他店舗にピンチヒッターで入ってたって事です。)グリストと呼ばれる排水溝の掃除をやっていたらしく、「ドンさんドンさん!!(実際はドンとは呼ばれていませんが。)開いてますから気をつけてくださいね!」とわざわざ名指しで注意されました。応援先でまでこけると思われてるのかよっ!とへこみつつ、牛飯売りさばいていると、がびーん。案の定左足つっこみました。しかも靴は他店舗の借り物。清掃中だったので水はそこまで汚れてなかったけど、ショックです。凹みます。「今言ったのに・・・」って、落ちる前にもう一回くらい言ってよ!(八つ当たり)
そんなこんなでぐったり疲れて牛飯屋をでると、向かいのバーに今日のお天気情報。よく見ると「今日の天気・・・人の暖かさを感じます☆」・・・なんじゃそりゃあ!!クソ暑い中生暖かい人肌なんてお断りなんじゃ、ゴルア!!思わず看板ひっくり返しそうになりました。なんだろうね、わざと、でないならこれもどういう天気なんじゃって感じですなあ。

ダメだしとか、打ち合わせの時に思うんですけど、私、すごく説明が下手なんですね。ある情報とか自分の感想とか、客観的事実とか全部いっぺんに喋ってしまうんです。しかも順序ごちゃごちゃ。自分の頭の中ではイメージの連鎖は繋がってるからおかしいと思ってないんだけど、人には伝わり難い事この上ない。今日のケーキも天気も、その人にとってはそうだったんだろうけど、上手く伝わらなくなっちゃってるよね、かえって。役者さんはこの微妙なところを言葉じゃなくて表現するわけで、演出家はちゃんと正確に伝わる言葉を見つけなきゃならなくて、どっちもオリジナルかつ万人にわかる方法を探さなきゃならないんだよなあ。気をつけないと自分も「少し」わからない人になっちゃうかも。

2005/09/04(日)
雷、すごいですね。明日果たして無事に稽古場にいけるのだろうか?今日三ちゃんと梨枝はお休み。せっかくのお休み、惰眠をむさぼろうと思っていたのに、朝五時に首の痛みに耐え切れなくておきました。いつもより早起きです。哀しいです。横はどうにか動くけど、前後に曲げられねえ。休みに限ってこんなことに。ついてないなあ。

このところ色んな人と芝居の話をする機会があって、面白いです。無理やり飲み食いに誘ってます。誘惑しまくりです。乗ってくれる人は少ないんですけど。フッ( ´ー`)。2年生になってもう半年、そろそろ具体的に勉強会や発表会のことを考えなくてはならないからです。演出研究生って、カリキュラムが決まってないんですよ、実は。あるようでない。一応演出助手やスタッフとして公演に参加しながら、自分の発表をし、それで評価してもらうことになってます。どんなに頑張っても演出発表をしない限り演出とは認められないわけです。出て欲しい役者さんもスケジュールや自分のスケジュールも考えなきゃならないし、なんとなく根回ししたり(賄賂とかそんなんじゃないですよ!話を出しとくだけです。)台本候補をしぼったり、お金ためたり(勉強会なんかは自分のお金なので、ある程度必要。)準備したり、色々やることはあるんです。役者さんは年二回の発表会でいやでも査定されるわけで、そこが演出部と違うところですね。自分のスケジュールや調子に関わらず来るのが発表会で、自分の希望通りには進まないのが演出発表。今年、色々な現場に出してもらっているので、どんな役者さんがいるとか、スタッフさんの状況とか、また、研究生や準劇団員で、こんな役がついたら面白いんじゃないか、なんてこともだんだんわかってきました。無愛想なドンとしては、できるだけ積極的に話して、探していこうと思っているのであります。信頼してもらえないと、いい芝居創れないですからね。仕事だけって割り切れないのが、この仕事。

ま、とりあえずは首動くようにすることですかねー。情けない。

2005/09/02(金) 20minuts
いやはや、この蒸し暑さには参りますね。まるでトルコ風呂のようです。トルコ風呂行った事ないけど。なんとなくのイメージで語っております。頭も蒸してくるってもんです。

さて、昨日は久々に牛飯のバイトに行ってきました。久しぶりにやったせいか、終わったらくたくた。電車の中でぐっすり眠って、気がつくともう最寄り駅。ああ、良く寝たなあ、と思って階段を上り始めるとなぜか首が痛い。首、肩が痛い。家につくとますますひどくなって、横を向くこともできません。どうも電車の中で寝違えたようです・・・。たった20分の間に!運命とは恐ろしいものだ!

そして今日は梨枝子役、中村たつさんの二回目の衣装合わせ。衣装部石川さんが終電ぎりぎりまで探してくださったおかげで、どれも素敵だったんですが、「これだ!」というものが見つかりました!不思議なもので、決まるときはほんとに「それだ!」と一瞬で決まるんです。「これもいいわねー」なんて言ってるときはまだまだ出会ってないってこと。衣装部の宝の山の中に必ずいるはずなんです、この芝居のためにある衣装が。たつさんはさすがに着物の着こなしも素敵です。それは慣れていらっしゃる、ということだけではなく、どこか自分の役というものが分かっていらっしゃるからだと思います。この色もいいけど、これはこの役じゃない、とか、これはこの役らしい、とか。それがわかっていて衣装を着るのと着ないのでは全然着こなしが変わってきます。役者の衣装合わせで重要な事は、その人本人が素敵に見えるかどうか、ではなく、その役らしいかどうか、ということなんです。どうしても自分が素敵に見える衣装を選びたくなってしまいますが、衣装は役を助けるもの。そこが本当に難しいところですね。

さて、そんな衣装合わせの間、ふと横に並ぶ涼子さんをみると意外にそんなに背が高くないことに気がつきました。ドンより5センチは確実に小さそう。でも、腰の高さはほぼ一緒でした。まあ、女優さんと裏方のスタイル比べるのが間違ってるんですけど、ちょっとへこみました。ドンが自信あるのは筋肉くらい?一昨日某Rさんにも「ドンちゃんと俺の二の腕同じくらいじゃない?」と言われるくらいですから!ええ、少なくとも17期男子にはまけません!・・・女性としては間違ってる気がするけど。


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