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2005/08/27(土)
大衆演劇!
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観てきましたよ、大衆演劇!「都若丸劇団」@横浜三吉演芸場!!すごかったッス!
もうなにがすごいって何でもありすぎてすごい!だって最初が「オープニング舞踊」。すごい語感。オープニングで舞踊ですよ!三曲ばかり踊るといきなり休憩。何分休憩かもさっぱりわからない。準備が出来た頃合でってことみたい。でもアナウンスも急に入って、お客さんが外にいようがなんだろうがお構いなしに始まる第二部のお芝居。これまた、筋はあるけど台本はあって無きが如し。だってほとんどアドリブなんだもん。このアドリブがまたすごい。役者の私生活は入るし、江戸時代なのにマジックテープとか言っちゃってるし、歌いだすわ、お客は声かけるわ、やりたい放題です。しかも舞台転換(セットをかえること。)の間、普通は出来るだけはやく見えないようにやるのに、幕の裏ではガタゴトガタゴト、音楽ガンガンならして3分くらい。(゜∇゜|||)3分?ながっ!でも誰も全然気にしてない。客席で寿司食べてたり、トイレ行っちゃったり、批評会してたり、お客さんも自由。で、また休憩。で、またいきなり第三部グランドショーが始まって・・・なんか宝塚とジャニーズを足して3で割って和風味にしたような・・・レースの着物やら茶髪ヅラやら。しかも写真撮り放題。フラッシュがすごくて照明の色飛んでるよ!帯に万札挟んでるよ!最後は「冥途の飛脚」で有名「梅川忠兵衛」。しかーし、バックに流れるのは歌謡曲。セットも衣装も確かにお決まりのものだけど、すごくわかりやすくなってる・・・。研究生のBBSにけんちゃんが書いてたけど、ほんとザッツエンターテイメント!面白けりゃなんでもあり!お客さんが笑ってくれるならなんでもするよ!って感じでした。
お客さんも役者さんもみんな笑っていてね、ほんと最後までそうで、びっくりしちゃいました。写真でみる限りもっとかっこつけてるのかと思ったら全然。正直踊りやら芝居の技術は高くない。でもお客さんを楽しませるのはほんとにプロ。すごくエネルギーもらいました。「送り出し」(客出しのこと、芝居の終わった後に役者さんが来てお客さんをお見送りすること)の時、そっとでようとした私達にも、座長はちゃんと気がついて、なじみのお客さんと同じ様に「ありがとうございました!」と声をかけてくれました。まるで良く知ってる友人にかける声みたい。お客さんと舞台が本当に近くて、きっとこれを聞きたくて通っちゃうんですね。舞台とお客さんの間に壁が全然ない。物語はお客さんの中にあるみたいです。いいエネルギーをもらったなあ。また機会があれば是非見てみたいですね。
実はもっと沢山書いたんですけど、文字数が多いらしく、書き込んだら全部消されてしまって、がっくり。同じものは二度とかけないので、駆け足レポですが、こんなところで。
写真は入り口からロビーをとったもの。赤い傘のところに三ちゃん役の河内さんがいるの、わかります?
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