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2005/06/07(火)
そーかい。
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稽古も二日目に入って、ますます熱いです。ダメ取りの分量も半端じゃなくあります。ドンです。今日は研一日舞おさらい会。例年の半分以下の稽古量にも関わらず、ちゃんと形になってました。私、去年散々だったなあ・・・。酒には「オレの方が上手い!」と言われ娘役の見本を教えられ、台詞ではベンに「どーにかならんの?」と言われ、藤間先生には「あんた、ミス朝青龍って呼ぶわよ!」と言われ・・・そんなドンからすると一年生が全然間違えないで踊っているのは奇跡。すげー。初めての日舞、めちゃくちゃ練習したんだろうね。それ以上に楽しそうにやっていたのが印象的でした。
さて17期。みんな色々迷ったり悩んだり考えまくったりするね。季節の変わり目は色々考えたりするもんです。研究生も人間ですから。そういう私も無意味に凹んだりするんですけど。些細なことでも本人にとっては超がつくほど重要。なんにもないっていったって、なんかはあったりするんだよね、きっと。それが言えないのか言わないのかはわかんないけどさ。去年の今頃西木先生の発表で「桔梗の別れ」をやったけど、あのころ、泣くわ論争するわ失踪するわで色々あったなあって思い出しました。17期は未経験者も多かったし、人見知りも多かったからギリギリまで我慢しちゃったりして、それが最後に爆発、あるいは不発で一人抱え込んじゃったり。そんな去年の今頃でしたが、今はお互いに色んな顔がだせるようになった気がします。悩みはいえなくても悩んでることは言えるし、聞いて欲しいって言えるようになったなあって。普通に相談したり愚痴ったり語ったり、ね。こういうところでも一年前と違うんだなあ。人といたら傷ついたり凹むことも多いけど、たった一人で自己完結してしまうよりはずっといいんだよね。芝居も「一人だけ」でいたらできないんだよね。相手が「わかんねー」じゃなくて自分が「伝えられてねー」なんだなあって。で、ちゃんと伝えるには、自分のしたいことがわかってなきゃだめで、それを出せなきゃだめなんだね。ああ、ドンはその辺全然だめだなあ。うあー、わからん。
とかなんとかへっこんだり反省したりしながらも、最近なんでもかんでも穏やか計画になりすぎて、怒ったり議論したりを避けてる気がする。やる気でキラキラしてる研一をみて、突っ走るっていうのも大事だよなあ、負けるかっ!とも思ったり。考えるよりまずやってみないとね!よっしゃ、明日も稽古だっ!
で、今日挨拶もそこそこに別れたのは、あまりにもお腹がすいていたためでした。語るよりお腹の方が強かったのです。ごめん、みんな。
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