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2005/05/17(火)
眠るから夢を見るのか、夢を見るために眠るのか
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今日は荷下ろし@北戸田倉庫am10:00でした。量は多くないけど場所とるものだったので軽い倉庫整理も。30分で終わって研究生男子はダンスへ、スタッフは劇団へ戻って小道具返却の準備。第二稽古場に山の様に積まれた小道具。和物をやると小道具って増えるそうです。なぜか?それはみんなよく知っているから。洋物だとそこまで細かく分からないから、使わないみたいです。例えば湯のみ一つとっても日本人ならそれが高いか安いか、いつぐらいの時代風か、なんとなく分かるけど、ワイングラスの種類なんてよくわからないですよね。そういうわけで和物は小道具が多くなるのだそうです。そしてなぜか履物も小道具扱いなんだそうです。歌舞伎しかなかった頃からの流れ、だそうで。
午後衣装を返しに行ってついに片付けも終了!稽古場では次のラボの稽古が始まっていて、スタッフもそれぞれ次の現場へ。よろよろ荷物を持って帰宅し、死んだように眠ってさっき起きました。起きてみるとここは楽屋かゴミ屋敷か?この20日間なんにも掃除しなかっただけに部屋が汚い。今まで全然気がつかなかったのに、ふと現実を突きつけられた気分ですね。現実なんですけど。
『夢』って眠るからみるもんなのか、『夢』がみたいから眠るのかどっちでしょうね。眠っているから勝手に夢を見ちゃうのか(つまり自分ではどうにもならない)、夢とわかっていても夢がみたいから眠るのか(自分で眠る状況にしむけるのか)。どっちでも夢の中にいられるうちは幸せですよね。夢が現実だと思っていたら、どんなに傍から見て間抜け面してても本人は幸せだし、死ぬまでずっと夢の中ならそれは真実になります。夢だとわかっていながら、現実では嘘事である夢の方を信じるなら、それは人より強く夢を味わえるわけで、いつまでも眠り続けることはできるわけです。でもどちらも自分がしっかりしてなかったらだめですね。自分の敵は自分。でも最大の味方も自分。夢を見るのも見ないのも、見てない振りも見てる振りも、自分で選ぶ事。だけど、自分の夢のために他人を無理やり眠らせたり起こしたりする権利は誰にもないんだよね。共有する振りはできるかもしれないけど、どんな夢をみてるかなんて、本人以外はわからないもんだし。難しいなあ。もうそうなると信用するしかないよなあ。信頼が置けないなかで眠れないし。じゃあ眠るなって話しッスよ!いや、そうじゃなくて信頼があるかないかで嘘か夢かにわかれるなあ、と思った次第でございます。
そんなこんなで私大変眠くってきたので寝ます。おやすみなさい。まだバラシが続いているような気がします。写真は日々ムキムキ&傷だらけになっていく私の腕。影に見えてるのは全てあざと傷。修行の証です。手前の擦り傷は今朝の倉庫で。痛かった・・・。男のムキムキと女のむちむちは夏のビーチでアメリカ人に大受けのアイテムですが、逆になると一部のマニア向けに早代わりします。気をつけましょう!
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