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2005/05/16(月)
千秋楽
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ども、ライブ更新しようと思いつつできなかったドンです。まとめて二日分更新ですのでラグありますが、ごめんなさい。気分は16日で書きます。てか微妙に徹夜気味なので一日が48時間のようです。千秋楽でした。お疲れ様でした。終わっちゃいました。
みんなに千秋楽楽しんで!と言われましたが、ぶっちゃけ裏方スタッフは千秋楽は忙しいので、そんな遠い目をしながらこの20日間を思い返し涙を浮かべながら袖で見つめる、なんて事はする余裕はないのです!なんたってバラシがある!いつもは楽屋や小道具置き場に返すだけですむ衣装や小道具、本日は出番が終わった瞬間に片付けです。こまかくばらせるものはばらしつつ、いつもの仕事もするので、今までで一番舞台を観なかった。二幕終了と同時にガチ袋装着で、神棚係のドンは神棚撤去&DVD解体。怒涛の勢いでバラシは進行し、気がつくと7時。研究生誰もいない・・・そして舞台上では翌日の式典イベントの準備が進行する中照明さんのお片づけとお掃除をし、終了。スタッフ楽屋も沢山あった材料も道具もきれいになくなりました。劇団の稽古場に帰ると打ち上げの真っ只中。小道具を片付けてから参加。みなさんすっかりできあがっております。多分私のことをわかって話しかけてた人は少なかったと思われます。斉藤憐さんがたくさん料理を持ち込んでくださって、どれもおいしかったです。よし江役の薫さんとワカイさんとちょっとお話。薫さんの若さと美貌の秘訣はポジティヴ精神と確信。まねしよう。(ちなみに荷下ろししながら17期男子と薫さんのかわいさについて意見の一致を見る。男の憧れッス!)ダメダメいっててもしょうがないよなあ、時間の無駄だ、と思った次第。だってだめなのはわかってるんだもん。笑う門には福来るですよね。うん。
ほんとに毎日楽しかったなあ。もう他のスタッフ&出演者の方々ごめんなさいってくらい一人毎日うきうきしてました。そりゃ嫌なことも凹むことも沢山ありましたが、それでも休み欲しいとは思わないくらいで、20日間ほとんどこのことしか考えてなかったな。すごく勉強になった。自分でも初日と楽ではどう動けばいいのかがわかっただけ、前より動けたと思うし。ああ、でも本当に楽しかったなあ。こうやって思い返すと圧縮された時間のような気がする。20日間って1ヶ月の3分の2なのに、そんなに長かったっけ?って感じ。でも思い出すことは沢山、得たものも沢山、失ったものは、うーん、多分少ない。先日安井先生にお会いした時も「えらく楽しそうじゃない」と言われ、日記を読んでいる同期には「楽しそうで邪魔しちゃ悪いと思って」(同意見役3名)と言われ、ま、すっげー楽しかったッス!!もちろんこれからそんなに楽しい現場ばかりじゃないだろうけど、それでもやっぱり劇場好きだなあ、芝居好きだなあ、創り手側にいたいなあって思いました。
さて、本日の写真はなんでしょう?これ、照明さんにネタ提供してもらいました。小さい電球だけど、これがないとあるものができないのです。場所は舞台上手奥。毎日チェックもしてましたよ。・・・答えはグロー球。と言ったってなんのことだかさっぱりですね。これは点滅を繰り返す電球で、切れる前の電球のような光り方をします。そう、かまどの中の火。点けっぱなしだと赤く見えるだけで炎っぽくない。なのでこのように光の強さが変わる電球を使用するのです。それが炎のゆらめきのように見えるのですね。この電球のように、観客席からは見えないことは沢山。仕事が違えば知らないことも沢山。そして終わったらきれいさっぱり消えちゃうんですね、跡形もなく。
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