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2005/04/21(木)
大失恋で、春。
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今日は春らしいいい天気でしたね。衣装部で染めのお手伝いを堪能してきたドンです。といっても私はお湯運びやら湯沸しやら洗いやらで大したことはしてません。ちらっと武正さんの衣装合わせを見ちゃったのと、出来上がった着物の試着ボディになったくらい。明日は倉庫に行きます。染め用のお湯を沸かしながら外を見ると、お花見をした公演がすぐ下。もうすっかり葉桜でした。時間はあっという間にすぎますね。まだ年度初めですけど。
BBSのストレスというのはタイトルに書いたとおり。春は出会いと別れの季節ですねえ。そりゃーひどかったっすよ。おかげで一週間位睡眠時間減りましたもん。ま、失恋したのは私じゃなくて、友人なんですけどね。メールやら電話やらで話を聞くと、なんというか、ヘヴィとしか表現できない泥沼話。ものすごく要約すると二股以上かけられ自分の友人と付き合われたらしい。韓流?ドラマ見たいなお話。聞いてる方はさっぱりなので、余計げんなり。だけど真面目な友人なだけにかわいそうで、牛飯売る間を縫ってちょっと一杯飲んできました。でもさ、すごいいい顔してたのですよ。すっげー色気がある顔になってまして、びっくり。女の子は恋をするときれいになると言うけど、男の子は振られるときれいになるんですかね。きれいって変か。だから色気欲しかったら振られてみると言うのも手じゃないでしょうかね。振ってくださいって言う告白も変か。
ほんとはですね、その友人と話したロミオとジュリエットの解釈を書くつもりだったのですが、ぐだぐだしてきたので取りやめ。とりあえず泥沼な人間関係もたまにはいい影響を及ぼすんだなあ、と驚き。いかに創られた戯曲とはいえ、感情は感情。思考だけで追っていってもなかなか理解できないもんですね。頭の中でこれだ!と思う解釈を構築しても、実際に無理があることは多々あります。自分の頭の中にある事から始めますから、自分寄りの解釈になっちゃうのは仕方ないけど、もうちょっと幅を拡げたいもんです。近づけて考えるのもアリだけど、近づいて考えられないと、自分の頭の中だけの芝居になってしまう気がします。才能とか時代性も大事だけど、それがなくても沢山経験があったら才能を超えられるのかな。色んなこと経験するのは必要ですな。というわけで今日も牛飯を売るのです。(ほんとは辞めるって言えなかっただけ。)
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