つれづれなるままに。
日々の戯れ言や小咄(書きかけ含む)、感想等々。
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2009/03/23 お・や・こ!!!!!
2009/03/21 うあああああ
2009/03/17 うああ…
2008/10/10 ナルトおめでとぉぉぉぉぉ!!!!!
2008/06/23 泣けた…

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2005/10/30(日) たまらん…
来年のアニメ版NARUTOカレンダー(A)…………四様が素敵過ぎですっっっ!!!!!
じゅっ…11月のトコだけめっちゃ欲しかったですよーーーーーー!!!

それでもカレンダーを買う勇気の無い私は、勇気のある友人から後程写メでも送ってもらおうかと思っております。綺麗にっ!綺麗に撮ってねっ!!

追記。せこいUPの仕方ですみません…。10/11のとこに小咄増やしました。

2005/10/22(土) すすす
すみませんっ!原稿中ですっ!!

2005/10/13(木) 【キツネツキ】
 枯れ葉の舞う中、狐たちが小さな存在の周りに群がり始める。
「きちゅねしゃん」
 囲まれた中から聞こえてきたのはあどけない子供の声。
 金色のふわふわとした髪が、茶色の中に浮かんで見える。
 数匹の狐に取り囲まれ、ナルトは何も知らず笑っていた。
 じゃれつくように、守るように――大事な主を封じ込めたその器をいつか滅ぼそうと機を狙うように――彼らはナルトの周りへ集まってくる。
 小さな子供の父親は、その光景をすぐ近くで見守っていた。
 魔物ではない動物にそんな力はない。せめて噛み付くぐらいが関の山だろう。
 だが、小さな子供は無力で、彼らの力でもその命を奪い取られる可能性はある。
(そんなことはさせないけどね)
 優しい瞳でその光景を眺めながら、何が起こってもすぐに動けるように隙を見せることはない。
(ナルトに指一本、爪の先だって触れさせたりしないよ)
 その器としたのは自分だ。けれど、その存在を許したわけではない。
 彼の大切な存在の何をも、侵すことは決して許さない。
(その子は君らの主ではないし、これから先、なることもない)
 ただの器なのだ。それ以上でも、それ以下でもない。
 自分の為だけに在る愛しい存在。他の誰のものでもない。
「ひゃっ」
 頬を舐められ、長い顔を擦り付けられたナルトから驚いた声が上がる。
 大きく目を見開いていたナルトだったが、すぐにその顔を綻ばせると、小さな手を伸ばして狐の首に回した。
「きちゅねしゃんふわふわー」
 キュッと抱きしめるその腕に、腕の中の狐の戸惑いが伝わってくる。
 それを見て、彼の父親は口元に苦笑を浮かべた。
(彼は決してこんなことはしないだろうね)
 無邪気で優しい、自慢の息子。その躯に封印された邪悪な魔獣。
 無垢な子供の内で、いっそ浄化されてしまえば良い。
 太陽のような我が子を想いながら、そんなことを考える。
(ナルトなら不可能を可能にしてくれそう…なんて、親馬鹿過ぎるかな?)
 それでも、こうして九尾を封印出来たように、この小さな存在には無限の可能性が秘められていてもおかしくはない。
(何しろ、里一番の忍がこの子の可愛らしさに全面降伏しているくらいだしね)
 彼――木ノ葉の里、四代目火影はその口元に苦笑を浮かべた。
「ナルト、おいで」
「とーちゃ」
 名前を呼ばれ、ナルトの顔が上がる。少しだけ名残惜しげな表情をしたナルトは、狐から手を離すと、父親の方へと駆けだした。
 ポスンと父親の脚に抱きついたナルトは、元いた場所を振り返ると、
「きちゅねしゃん、ばいばいっ。またねっ」
 小さな手の平を振って、狐たちに別れを告げる。
 狐たちは、手の代わりに尻尾を揺らした。
「友達になったの?」
「うんっ」
 問いかけに元気に頷くナルトに、彼は「良かったね」と笑みを返す。
(本当は、彼らは君のことを狙っていたんだよ?)
 告げても解らないことだろう。
 そして、微かに存在していた敵意さえも消し去った狐に、もうそんな言葉は必要もない。
「ナル君とキツネさんは仲良しさんだね」
「だってばよ」
 ほんわりとナルトは笑って頷く。
 幸せそうな笑みに、彼の父親も柔らかな笑みを口元に刻んだ。

 大丈夫。
 大丈夫。

 この子なら平気。

 暗闇の中でも、周りを明るく照らすことのできる存在に、絶対なってくれるから。

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ちょっとブラックなパパ(生存ver.)。
そして、かなりの親馬鹿。独占欲丸出し。<いつものことです。

2005/10/11(火) 【誓い】
 十月十日の慰霊祭は四代目火影と九尾の災厄によって命を奪われた者達の為に行われる魂鎮めの儀式だ。
 里の皆が、その英雄の偉業を称え、その死を悼む。
 また、肉親を失った者達も、儚く散った命を思い、偲んだ。
 ナルトは災厄の最中、生を受けた。正しくは災厄が起こる数時間前のことだ。
(オレの身体、九尾の封印に使われたんだよなぁ…)
 まるで他人事のようにぼんやりと考えながら、ナルトは自身の腹を押さえた。
 そこには里を苦しめた九尾が封じられている。
 小さい頃のナルトはその力が暴走しないよう、慎重にそれらの事実を隠し通しながら育てられた。
 それでも、九尾に肉親を殺された者達はその憎悪を、封印されたナルトに対して向けてきた。
 口には出せない。けれど、その視線が語るのだ――お前の所為で、と。
 ナルトには何故自分が周りから冷たい目で見られているのかが解らなかった。
 理由を知らぬまま、視線に自身の存在を責められる。
 辛くて、辛くて、悔しくて――世の中を呪わなかったわけではない。
 けれども、そう思い込み悲観しきることがなかったのは、それらが全てではなく、必ず優しい救いが傍らに存在していたからだ。
(三代目火影のじぃちゃんや、イルカ先生…それに、サスケやサクラちゃんにカカシ先生…)
 ナルトが育ち、周りとの関わりを持つに連れ、それは大きくなっていった。
 そこから生まれいでた絆はより深く、固いものへとなっていった。
 火影岩を見上げてナルトは思う。
(最初は何でオレが…って思ったけどさ。やっぱり四代目はすげーよな)
 この腹の中に九尾を封印した四代目。
 九尾を封印しなければ、里は崩壊していた。
 封印は四代目の力だけでは足りず、ナルトの身体を使うことになったけれど――。
 四代目はその命を投げ出し、里を守った。生まれたばかりの自分は、そうすることで四代目に確かな手助けを出来たのだ。
(そのおかげでさ、みんなとこうして今一緒にいることが出来る)
 四代目が自分の内に九尾を封印しなければ、その時間も想いも生まれることはなかった。
 大切な存在も、この里も、その時に無くなっていたかもしれないのだから。
 きっと、里を守った英雄もこの気持ちを知っていたから、その命を懸けられたのだろう。
(会ったことねーけどさ、感謝してるってばよ)
 四代目を象った火影岩を見上げながら、ナルトはその口端を上げる。
(オレってば、四代目に負けないような忍者になる為に頑張ってるってばよ)
 口伝えに聞く四代目は素晴らしい火影だったという。ナルトの憧れで、目標で、それはナルトの内に九尾を封印したと知らされた今でも変わることはない。
 四代目は決して、考えなしにナルトに九尾を封印したわけではないだろう。
(きっと、オレに期待してたからって思っていいんだよな?)
 だから、ナルトは四代目を裏切らないよう、その想いを受けて立ってやろうと思う。
(四代目に負けない立派な火影になってみせるから、それまで見守っててくれってばよ!)
 英雄を偲ぶその日に、ナルトはいつも新たな誓いを立てる。
 いつか努力が実を結び、現実となって叶う日まで。
 ――それがナルトなりの慰霊なのだ。


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ナルトはちゃんと四代目の想いを受け止めてくれていると思う。
だって、あのパパの子ですからね!

2005/10/10(月) ナルト誕生日おめでとうっ!!
いくつになったかは置いておいて……お誕生日おめでとうっ!!
幸せをありがとうv
これからも幸せにして下さいv

WJ本編はもうそりゃあ切なくて涙出そうでしたよ。君等はもっと愛されていいと思う。

昨日、友人と食事をした折りに熱く親子語りをしてしまいました。<いつも熱く語っている気はするけど…。
「九尾のチャクラを息子の力に還元するようにしていったんだよ?すんごい親馬鹿じゃないっ!!<褒め言葉」
私はコレで親子説…というか、四代目親馬鹿万歳説にドーッと転がって果ては幸せ探しの旅(親子を求めて三千里)に出るようになってしまったのですが、皆さんはどの辺で親子ラブになったのでしょうか?ちょっと知りたいです…。

2005/10/09(日) さすなるおんり
お茶の水で開かれたサスナルオンリに行って参りました(友人が激しいサスナラーなので)。主な目的は友人に色々なブツを渡す為でしたが、お目当てのサークルさんも勿論あったので楽しんで参りました(友人の代わりに列に並んだりと役立ってもみました。恩は売れるところで売っておく主義です)。うっかりと葉書が可愛くて使いもしないのに買い込んでみたり…とかね。はは…。
強者な友人は、このイベントで60冊の収穫をしてきたそうです。

あ り え な い ! ! !

我が友ながら感服致しました。肩も赤くなるはずだよ。

→はオンリーのパンフとかと一緒に袋に入っていた飴。可愛い!
NARUTOのオンリーイベントはサスナルものしか行ったことないのですが、いつも袋が用意されていて親切です。そして、大概雨が降っているとか天気が悪いとかいうのは私の気のせいでしょうか…?

2005/10/08(土) おおお
明後日はナルトの誕生日で四様の慰霊祭なのですが、ううむ…今年も間に合わない気が…(汗)
とりあえず明日はサスナルオンリー行って来ます☆(多分)


10/6に一言下さった方>うちの四代目を大好きと言って下さって嬉しいです!(あんなに激しく親馬鹿…と言うか馬鹿親なのに…) ありがとうございますっ!

2005/10/06(木) SSS【愛しい愛しい愛しい君】
「父ちゃん」

 明るい金の髪を軽く跳ねさせながら、太陽のような少年が駆けてくる。
 自分のことを呼びながら。

「ん、どうしたの?」

 胸の中に飛び込んできた彼の、柔らかなその髪を撫でながら、彼の言葉を待つ。
 彼が話すのはいつも他愛ない話。
 新しい術を覚えたこと。ライバルでもある仲間との些細なケンカのこと。もう一人の仲間の可愛い女の子のこと。今日も遅刻してきた担当上忍のこと。

 相づちを打ちながら、その表情を見遣る。
 くるくると変わる万華鏡のようなその鮮やかな表情に、いつも、いつだって、目を奪われる。

 自分を見上げる蒼い瞳。
 澄んだ青空のようなその彩。

 胸が痛い程、愛おしい色。

 けれど、それらはすべて――自分の中の幻想。

 彼岸の果てで見る夢。
 なくしてしまった夢。

 実際の自分には彼を抱きしめる腕など無くて。
 かける声さえ無くて。

 自分の大切なその存在は――お調子者だけど、明るくて、強くて、優しくて――だけど、なによりも、悲しみを堪える事をまず最初に覚えさせられて。

『ごめん…』

 小さな手が、縋るものの無い手が、自身の胸を押さえて堪えるその姿が、泣き出せず食い縛るその唇が――無い胸を痛ませる。

『ごめん……ナルト』

 繰り返す謝罪は虚空へ吸い込まれる。

 許してくれなくていい。
 許されるなんて思っていないから。

 けれど、これだけは許してほしい。

 君を想う気持ちだけは――どうしても止められないから。

 愛しい、愛しい、愛しい――君。


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『月の雫』をエンドレスで聴いていたらこんなことに…。
どこにいるのパパ。出来ればナルトの腹の中在中だと嬉しいけど、こんなことにもなってるかもしれないと、彼岸で我が子を想う父。
私の書く四代目は泣き虫率高いです。すみません。

2005/10/03(月) SSS【泣くものか】
 おぼつかない足取り。大きな頭をふらふらさせながら歩く小さな柔らかい生き物。
「あっ」
 思わず声を上げてしまうのは見ている方で。
「うっ」
 見ていた対象はかすかな声を上げて、ペチャリと転んだ。
「あ〜あ…」
 近寄って覗き込めば、泣きそうに歪んだ顔。
「痛かったねー」
 脇に手を入れて引き上げると、目の前で頭が横に振られた。
「…ちゃくない」
「ん?」
 小さな声で呟かれた意味に首を傾げれば、今度ははっきりとした声が告げる。
「いちゃくないってばよ」
「……」
 唇を噛み締めて紡ぎ出された言葉に、思わず目を見開いてしまう。
「……そっか。痛くない…か」
 転べばすぐに泣いていた子供が、いつの間にかこんな風に成長していたのかと思うとくすぐったくて、笑みが零れた。
「ナル君は強い子だね」
「んっ」
 頭を撫でれば、その下で大きく頷く。大きな瞳には涙が滲んでいるけれど、あと一歩のところでそれは踏みとどまって零れ落ちることはない。
 小さいけれど、気丈な心。
 その姿がどうしようもなく愛おしくて、その小さな柔らかい身体を抱きしめた。
「とーちゃ?」
 いつもと抱きしめる腕の力が違ったからか、ナルトは父親に不思議そうに問いかける。
「ん、これはご褒美」
 それを正直な気持ちで返せば、ナルトは小首を傾げた。
「?」
「ナル君が強い子で、お父さんが嬉しいから」
「とーちゃにごほーび?」
 もう一度小首を傾げながら小さな掌が頬に当てられる。その感触が可愛くて、四代目の頬は緩んだ。
「そうだね。お父さんにご褒美かな?」
 ナルトの小さな額に自身の額を押し当てながら、四代目は頷く。
(だって、こんな風に育てたのは自分だって思いたいじゃない。だったら、自分へのご褒美だよね)
「ナル君はお父さんにこうされるの好き?」
 一人だけご褒美を貰ってるのが申し訳なくてマシュマロのようなほっぺたに頬を擦り付けながら問いかければ、満面の笑みが目の前に広がり、
「だいちゅき!」
 可愛い声と一緒に細い腕が首に回されて柔らかく抱きしめられた。

 自分へのご褒美はナルトで――ナルトへのご褒美が自分だったら良い。

 そんな傲慢をいとも容易く打ち消してくれる存在に、やっぱり嬉しくて、四代目は抱きしめる腕の力を強くした。

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『少年少女な心の20のお題』より。
リハビリ兼ねてます。ほんわりふわふわあったかい。そんな親子で。

2005/10/02(日) 親子月間
勝手に(苦笑)

10月と言えば、ナルトの誕生日!
そして、四代目の慰霊祭!

少しずつこちらに何かUPしていければと思います。
多分、普通にUPするのは難しいのではないかと思うので。。。

よろしくお付き合い下さいv


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