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2005/04/07(木)
ヤバイの事をバイヤーという弟は8/13生まれ。
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挟まる0103号者です。 僕の一週間を掻い摘んで話すと、一言目から水井さんです。 がいやさんも書いてたんですが、遊んでもらいました。人生初マックしたり、買い物に付き合わせたうえに自宅に上がり込むという暴挙に出てみたり、本物だー!を連呼し、水井さんからバカなー!を言われまくったり、物凄いヴォルテージ高かった一日でした。 ホントに遠路遥々ありがとうございます!!ですよ!!ホントに!! それに!前回のいちえす神奈川遠征(つぼやきで概亜がぼそっと言ってました)で乗りたいのに乗れなかったあの赤い電車に乗ったのですよ! いちえすは赤い電車大好きです。 土曜・・・独りで花見になるのか・・・僕・・・(大概淋しい奴だな。 そんな感じで!100題行きます。
005:透明 99年。99年経つと、物にも命が宿るという。 ツクモ神と呼ばれるそれを御存じだろうか。 法師である私にとってその処分といえばもう慣れたもので、その時には弔う為の情しか持ち合わせていなかった。 ある日、自慢のスクーターにて帰宅した私を待っていたのは、まるっきり人間の大きさをした絡繰り人形だった。 どこの誰が作ったか知れないその絡繰り人形は悪趣味なまでに見事な''女性''であった。 艶めかしい白い肌は99年という時間を全く感じさせず、しかし、もう神に憑かれているのではないかと思わせるほど生々しかった。 そして紅く透き通った眼は吸い込まれそうな程美しく、そこで初めて私は供養が惜しくなった。 幾日か様子をみることにした。 ご丁寧にも添えられた文献によると、程なくして99年を迎えるという、゛妙゛と言う名のその絡繰りはすぐに涙を流し始めた。涙といっても目から滴れた錆の汁なのだが、人間のそれ以上に美しかった。 その時に、私は恋をしたのかもしれない。 私は絡繰り人形の額に書かれた゛M゛の字を上下に割る゛一゛の字を書き足した。 妙、美しい妙。私の妙。 ゛壱ノ妙゛、お前は美しい。 私は今、神と共に神に抗。 彼女の眼は紅く、極めて透明。
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