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2006/08/24(木)
BL作品に芥川賞
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レインボーホリディに突入しています。 毎日が休みって幸せ(´∀`)
休みに入る前に、読みたかった本を沢山買ってきました。 もうすこしで諭吉登場かってくらい。 ずっと気になっていた本、木原音瀬さんの『箱の中』『檻の外』も、やっと買いました。 ダヴィンチ(雑誌)で、もしBL作品に芥川賞をあげるならコレって紹介されていた本なんです。 読んだことの無いひとだったんだけど、その批評を読んでとても興味をもったのです。
それで、昨日の夜に読み始めたんだけど、面白くて面白くて明け方の6時近くまでかかって読みきりました。 なんというか、誰かを初めて好きになったときの、衝動や自分自身への不安がとてもレアな言葉で表現されていて、この人はなんでここまでの感情を書けるんだろう、こんなにピュアな言葉を紡げるんだろうと、体の芯が震えました。 私のなかにある、確かに昔触れたことのある感情が、呼び覚まされたよう。 中心となる人物の巧みな表現に加えて、背景や周囲の人物、家族までもが丁寧にかかれていて、ひとつの世界を作り出しているんです。 若い頃にしか書けないような無知な感情もかかれていて、書いていくたびに削れていくような作家さんはよくいますが、それを失わないで書けているのがすごい。
それで、今朝の6時に「よし他に出版している本も買いに行くぞ」と決めて就寝しました。 目覚めたら午後2時(^^;) ご飯食べて、仕度して、本買う気まんまんでリックを背負って(キバカジ笑)本屋へゴー。 最初に行った本屋さんには無かったのですが、途中、浅巳さんから「梨いる?」「いる!」と召喚されて行った本屋さんで見つけました。 本が買えるって幸せ。
浅巳さん梨ありがとー。
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