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2004/04/04(日)
動物に対する認識
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ラビットクリニック。 白茶の診察が終わってホッっとしながら待合室に戻ると、真っ白いロップちゃんを見つけました。 思わず、ロップだ〜ってつぶやくと、飼い主さんと目があった。 女の子のロップで、3歳、ものすごい肥満の子でした。 おそらく3キロくらいはあるんじゃないかってかんじ。 牧草はほとんど食べないで、お菓子とか人参とか人間の食べるものを食べているらしい。 小さい子のおもちゃにされているらしく(「おもちゃ」と飼い主本人が発言!)、白い毛皮はところどころ色が付き、その小さい子が洗っているからか、毛皮はゴワゴワらしい。 首の下に不自然に丸く膨らんだところがあって、わたしがそこに触ろうと手を伸ばすと、「グルル・・・」と威嚇された。 「そこ触ると嫌がるのよ」と飼い主。 今日は、結膜炎で来らしいが、「うさぎさんの専門病院だから詳しく見てもらったほうがいいんじゃないですか」と言ってしまった。 「今日はどうしたんですか、元気そうですけど」と聞かれたので、「真っ赤なおしっこをしたので、血尿かと思ってきたんです」というと、「うちの子もよくするわ」とケロリ。 こうして病院に連れてきているのだから、うさのことを心配していると思う。 人間と形こそちがうが、同じ命を持っているということを、理解していると思う。 けれど、うさぎの気持ちを考えているのだろうか、と胸が痛んだ。 色々話をしていくうちに、飼い方に対する無関心さに苛立ち、何か言おうとして自己満足になりそうで閉口した。 きっと、この病院の先生が、わたしを同じように話を聞いて、医師の立場で適切なアドバイスをしてくれるだろう。
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