日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2003年12月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2014/04/23 けし止め
2013/05/10 けし止め
2013/02/01 けし止め
2012/09/24 けし止め
2012/03/16 けし止め

直接移動: 20144 月  20135 2 月  20129 3 月  201112 9 5 2 月  201011 9 7 4 2 月  200911 9 6 4 2 月  200812 9 6 4 2 月  200611 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 8 7 月 

2003/12/17(水) クリスマスコンサート
15日のことですが、ジョン・健・ヌッツォのクリスマスコンサートに行ってきました。
会場は、歴史ある東京カテドラル聖マリア大聖堂でした。

照明が落ちて真っ暗になると、ブルーサファイアのような青く冷たい光が射しました。
そして、後ろの方から涼やかな鐘の音がリーンと聴こえてきました。
最初はハンドベルの演奏だったんです。
金色のハンドベルを両手に持った数十人が2列になって歩いてくるんです。
その演奏が終わると、後方の中心からジョンが現れ、白い光を全身に浴びながら客席の中をゆっくり歩いてステージにのぼりました。
その登場は、とてもドラマティックで、静かな美しさに包まれていました。

ステージに立ったジョンは、最初に「Hark The Herald Angels Sing」を歌いました。
賛美歌です。
全身が震える思いでした。
声が響く一瞬で、会場の空気が変わるんです。
聖堂の作りが四角すいのようになっていて、天井を見上げると吸い込まれる感じなんです。
まさに、その天井に彼の歌が高く昇り、吸い込まれていくようで・・・
もし魂が昇る瞬間があるとしたら、こんな感じなんだろうなあ、なんて思いました。

私の好きなカッチーニの「Ave Maria」も歌ってくれました。
カッチーニの「Ave Maria」は、懺悔の中から浄化する喜びを歌い上げているように感じます。

彼の声は力強く美しく、声が終わっても、空気の中にその心が残っているようでした。
この歌声が世界に届いたなら、きっと争いなんて止めてしまうだろう。
そんな風に思いました。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.