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2005/08/19(金)
ドアノブはドアを開けるためにあんだ!
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昨日は、あ〜ぴょんにとっては珍しく、ビールばっかり飲んでしまったので、 今朝は起きにくかったなあ。 あ〜ぴょんビールは苦手だからすぐ苦くなっちまうんやけど、 お料理がいっぱいあって、なおかつ楽しくてゴキゲンな酒席なら何杯か飲めることがある。 昨日はどうも、それやったらしい。
でも、家に帰ると『ドサッ』って、体が布団に落ちちゃう感じで、 夜中にトイレなんかで起き上がっても上半身が重くてふーらふーら、、、よろけながら移動してた。 それでも今朝は出勤して仕事はちゃんとやったけど。 いえ、けっして二日酔いではなかった。 と、思う。。
あ〜ぴょん日常的に飲む習慣はないから、飲むんだったら楽しい席じゃないとつらいんよねー。 まあどんなに楽しくても、ほんとは丸々100%じゃないんだけど。 どっかしら欠けてる部分があることを、ちらっと感じながら、もうずいぶんそんなにして時が過ぎちった。 まあ、それもよかろう。
まだ10代の頃、東京の夜間の専門学校へ通ってて、昼間は時間がたっぷりあったから、 お出かけして何か「生きている」という収穫を得たいと思うんだけど、 外へ出てあの道をああ行ってあのお店にふらっと立ち寄って、 それからあそこを曲がってぐるっと回って、、、帰ってくる。。
その間、たぶんたいした楽しいことも珍しいこともないだろう…。 結局物足りなさを感じながらここへ戻ってくるだけだ。
そう思うと、もうつまらない。 ドアの内側からドアノブに手をかけた状態で、散々シュミレーションしておいて、結局出掛けるのをやめる。 ということをしょっちゅうしていた。 生きがいのない人生ほど恐ろしいものはないと思っていた。 ほんのひとかけらの欠落が、いつも大きな失望を生んでいた。 たぶん今よりもっともっと、ピュアだったせいかなと、、 思ったりして。。。
飲み会の席でふと、楽しいはずなのに、そんな欠落部分を持つ自分に気づくときがある。 そして『ほぼ100%に近い満腹の喜び』を感じていた時期は、 一炊の夢か、それこそ酒に酔っていたときの夢見心地の中の出来事のようだった、 とも思ったりする。 酒席で、ほんの一瞬そんなことを思う瞬間があるなんて人は、私だけだろうか。
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