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2005/05/30(月) 個人的にレアもんやったりする、うちの本棚
学生の頃から読んできた単行本を入れてある本棚、
PCの真後ろにあって、振り返ればいつも視界に入ってはくるのだけど、
ここんところずっと、じっくり小説を読むことがなかった。

だけど今日、ふと見ると、「坂口安吾」とだけ書かれた本が目にとまった。
あれ、こん中にあったかも…。

ちょっと前に、家にある坂口安吾の単行本の何冊かを全部引っ張り出しては目次を見て、
「ありゃあ?桜の森の満開の下がないやん?」

ふいに読み返したくなったけど、行方不明でがっくしきてたのに、今日、
それらの単行本の一段下の棚の中に、代表作を何篇か編集したその「坂口安吾」なる本を発見。
もちろん、ずっと以前自分で買ったもので、ちゃんと読み終えてもいる。
薄い何冊かの単行本より厚くて目立つのに、なんであの時気がつかなかったんだろう、と思う。

「いちばん欲しいものをいつも見逃す」
それはもはやあ〜ぴょんの体質となってしまっているようだ。

「坂口安吾」の本の横には「江戸川乱歩」、さらにその横には
「夢野久作」が並んでいる。「夢野久作」は、まあ、ドクラ・マグラから
入ったわけだけど、いっちゃん最初は高校のときやったか?
あのころ読みづらかった部分が、二十歳過ぎると逆に面白かったり、
でも、他の短編とかも好きなのあって、でも好きな作品って、
最後はみんな火事になってわあ〜っと走っていって終っちゃう、みたいなとこあって。
懐かしいなあ。

出版社違いで全集買ったり、10巻のとかも持ってるけど、
なあんか、読みたいのに入ってない作品がまだあったような気がする…。

「江戸川乱歩」は小学校のときに図書館で少年探偵団シリーズを借りてきては、
布団にもぐり込んでから夜遅くまで読んでたけど、
大人になってから読んだものは、一つの情景やら主人公の変態思考的表現が
何ページにも渡って続いていたりして、終いには
「ああだらだらとしつこいっ!」
って、あ〜ぴょん持ち堪えられなかった。(笑)
「耽美派」と言われていた部分なんやろうけど、まあフェチシズムそのもの?

でも、「芋虫」はさすがに読んで落ち込んだ。
友人に無理やり「読め」と押し付けたら、その友人、読んで
「泣いた…」と一言のみ。
これも懐かしい。
あと、本をちらっと開けてみたら、「鏡地獄」ああ、あったね、そんなのも。
「人間椅子」よりこっちの方が好きかなあ〜ぴょんは。

今日は「桜の森の…」だけじゃなく、魯迅も引っ張り出して読んだ。
なあんか好きです、「阿Q正伝」
自分が遠い昔にそんな人生送ったこともあったかもしれない、、
ぐらいに見えちゃうところが汗もんなんだよなあ。


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