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2005/02/28(月)
再会
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まだ「メタルな音」にほとんど免疫がなかった、 うら若き女学生の頃、友人(女の子)が、同級の男の子に何枚かレコードを 借りてきて、学校の帰りにうちへ寄って聴こうということになった。
その中に、「アイアン・メイデン」があって、シングルやったと 思うけど、ジャケットからして恐ろしいそのレコードをかけた途端、 あまりの怖さに、思わず抱き合って「こわい〜!」
止めたいんだけど、怖さのあまり、近づくことさえなかなかできないぐらいの恐ろしさやった。 なんでこんな暗くって地獄みたいな曲をやる必要があるが? なんでー? まるで理解できなかった少女二人。
それから数年後、奇しくもラジオ番組に携わる身の上となっていたあ〜ぴょんは、 当時の言葉で言う、ハードロックもヘヴィメタも、けっこう聴くようになっていて、 あるときふと、あの学生の頃に聴いて友人と一緒に震えた、 メイデンの曲を聴いてみようと思った。
そしたらびっくり! めっちゃかっこえい曲やんか! それに、あの頃聴いたときは、すっごい重く感じたのに、 今聴くと、けっこう薄〜くて単純な音やって、
「こんなだったのお?怖くて怖くて本気で震えたのに、 はや〜〜、、こんなだったのか…。」
でも、かっこえい曲やとは思った。
「メイデン、かっこよかったんやー、今やったら好きになるの、 わかる。」
そう思うた。それからさらにさらに、歳月は流れて、、、
今は、 「このギターのリフ、zepやん!ほーろったらぶ?」 とか、 「わーははは、こりはT-レックスしとる。」 とか、
昔むか〜し聞き覚えのあるリフがふんだんに、果てしなく、臆面もなく出てくる 「いすの曲」に、 ひとりニヤニヤしている日々なのどぇす。
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