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2005/10/08(土)
津軽三味線体験談
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津軽三味線は叩くもの…、、
そんなことは百も承知! 言われなくても。
右手に持った撥で叩くと、 想像していたよりずっと大きな音が響くんだ。 最初は叩くどころか、なかなか糸に届かなくて、 だんだん小さな振りになってしまう。 でもそれでは埒があかんこともわかっちゅう。
左手は、糸を押さえたりはじいたりする。 人差し指で糸を押さえながら、薬指ではじいたりもする。 長い棹の端から端まで使う曲もある。
勘所から勘所へ、スムーズに手を移動させるために、 指掛というものを指につける。純毛の毛糸で編まれたものだ。 人差し指と親指の股に、細長い編み地が渡り、そこで棹を滑らせるわけだ。 あ〜ぴょんは、ガタイのわりに手が小さくて、指掛が緩くて抜けそうになるから、 自分で編むことにした。以前は趣味で編み物をしていたから、 毛糸は腐るほどある。 とりあえずアケボノツツジ色の糸で1コ編んでみた。 でも純毛ながら、細い糸だったので滑りがいまひとつ。。 今度は太い糸で編んでみようと思う。色は、白がいいな。
三味線の本体部分は「胴」といって、 右腕が触れる部分には「胴掛」というカバーをつけるのだけど、 この胴掛に凝る人もいて、いろんなデザインを楽しむらしい。 オリジナルの絵を貼ったり、ねぶた絵を使ったり。 もしオリジナル作るとしたら、あ〜ぴょんはぜったい蝶の絵がいい。 芋虫のまま、いつかは羽化することを夢見ながら弾くのだ。憧れの気持ちやね。 蝶の種類は、もちろんあのチョウ! って、え、自分で描かなきゃいかんのか? だりか、描いて! ←あくまで、ひとりごと。
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