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2005/10/22(土)
私の見つけたいものはいつどこで?
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今日は午前中からお昼過ぎのバレエ教室に行くまでの時間、 読みかけの村上春樹氏の短編集『東京奇譚集』を読むことにした。
読みかけていたのは、三つ目の「どこであれそれが見つかりそうな場所で」 "ここからどうなるの?" という楽しみの続きを開いて、一気に読んだ。 どうなるんだろ?の答えは、私が何となく思っていた道とは違う方向からふいにもたらされ、 いちばんはっきり知りたい謎を残したまま、その短編は終った。
もやもやは常に日々の中に…。 いつもなんとなくスッキリしないまま行動しているのが自分(←あ〜ぴょん)だから、 謎は謎のままでもいいか、、それが問題なのではないし…、 と思いながら腰を上げ、洗濯があと何分で終るか見に行き、 また部屋に戻ってから津軽三味線を手にした。
左人差し指の横に作ってしまっていた『血マメ』は、 今朝シャワーを浴びた後、硬くなった表面が自然に破れて取れていた。 撥は相変わらず、自分の意思に逆らって空振りする。 かと思えば、止めなきゃいけないところで勝手に糸を叩く。 意思に反して勝手に手が落ちて、糸を叩いてしまう感じだ。 「おまえ、だれの手だよ!」 と自分の右手に突っ込みをいれてしまいたくなる。 一音一音、リアルで誤魔化しがきかないなぁ…。 でも、自分の手で音を出せるのは楽しい。
今日は、短編の残りを一気に読んでしまおう。 そんでから、また練習じゃ〜〜。
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